大津市では、若い世代がものづくりの楽しさや魅力を体験できるイベントが開催されました
このイベントは、滋賀県の企業が協力し、学生たちに地元の工場を訪れてもらうことで、将来的な人材確保を目指しています
参加者たちは小学生から高校生までの11名とその保護者で、大津市の精密プレス部品を製造する会社を見学しました
見学の初めには、工場の社員からその会社の製品や活動についての説明がありました
その後、製造現場へ移動し、自動車のバッテリーに使用される部品を作るプレス機などを実際に見ました
特に印象的だったのは、でき上がった金属製品の検査過程です
参加者は拡大鏡を使って、金属部品に傷がないかを確認する体験をしました
小学3年生の男の子も「プレス機が熱を使わずに力で加工しているのがすごく面白かった!」と力強い感想を述べていました
精密プレス部品メーカーの木下真一さんも「今回の見学を通じて、どんな仕事をしているのか知ってもらえる良い機会になりました
子どもたちが成長して、将来一緒に働くことができたら本当に嬉しいです」と期待を寄せていました
ピックアップ解説
プレス機とは、金属を押しつぶして形を作る機械です。特に自動車の部品を作る際に使用されており、高い力を使って金属を成形することができます。そのため、プレス機を使った製品は非常に精密で、耐久性のあるものが多いです。子どもたちがこの機械を見ることで、ものづくりの大変さや楽しさを実感したと思います。また、プレス機の使い方を学ぶことで、将来エンジニア職に興味を持つ子も増えるかもしれません。
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