近年、コメの価格が高騰しており、特に滋賀県草津市でその影響が出ています
子どもたちに温かい食事を提供する「多文化子ども食堂」でも、食材の確保が難しくなってきています
この食堂は、有志の運営によって毎週土曜日に子どもたちにカレーライスを提供しています
子どもたちは100円、大人は300円で、何杯でもおかわりができるので、たくさんの子どもたちが集まります
たとえば、5月31日には多くの子どもたちが訪れ、笑顔でカレーライスをほおばっていました
しかし、運営団体によると、昨年の秋からコメの価格が上がり、品薄になってしまい、4月には在庫がほぼなくなる事態に直面しました
そこで、寄付を呼びかけたところ、地元の方から60キロのコメの提供を受けることができ、活動が再開できました
ただし、在庫の危機は解消されたものの、夏には再び在庫が尽きる可能性があるとのことです
小学校5年生の男の子は「コメが高いとニュースで見たけれど、たくさん食べさせてもらえてうれしい」と語っており、子どもたちにとってこの食堂の存在は大変重要です
運営者の喜久川修さんは「子どもたちが満腹になれるように、おかわり自由で提供したい
今後もコメが確保できるように希望を持ち続けたい」と強い意志を示しています
「子ども食堂」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、地域の子どもたちに無償または低価格で食事を提供する場所です。国や地域によっては「子ども食堂」が増えてきており、特に家庭の事情で食事が満足に取れない子どもたちにとって大きな支えになります。滋賀県の「多文化子ども食堂」では、カレーライスを提供していますが、最近は食材の価格高騰や品薄の影響で、運営が厳しくなっています。一方で、地域の人々の助け合いにより、支援がされています。このような活動は、ただ食事を提供するだけでなく、地域の絆も深めており、子どもたちにとっては心温まる場所となっているのです。
- コメとは、米のことで、主に主食として食べられる穀物です。日本人の食卓には欠かせない存在です。
- 価格高騰とは、ある商品の値段が急に上がることを指します。特に原材料の不足や需要の増加が影響しています。
- 寄付とは、必要な人や団体にお金や物を無償で提供することです。地域の活動を支えるために重要な一手です。
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