最近の滋賀県内は、なんと6月にしてはとても厳しい暑さが続いています
特に16日、東近江市で気温が35.2度まで上がり、これが県内で過去最も早い猛暑日となりました
気象台の情報によれば、この日は高気圧に覆われて晴れ渡る天気だったため、各地で気温がぐんぐん上がってしまったのです
なぜこんなに暑くなったのでしょうか?例えば、気圧が高いと空気が上下に動くのが難しくなり、太陽の熱が地面にじわじわと溜まるからです
しかも、湿気があって蒸し暑い日が続くと、体もさらに疲れやすくなります
この日の最高気温が記録された中、他の地域でも真夏日(気温が30度以上)となり、彦根市で34.4度、甲賀市土山で34.1度など、どこも暑い一日でした
こんな暑さの中、大津市の街では半袖で歩く人や、木陰で涼む人の姿がたくさん見られました
特に、びわ湖を観光に訪れた70代の女性は「蒸し暑くて大変だけれど、なんとか乗り切りたい」と話していました
また、兵庫県から仕事で来た20代の男性も「外に出ることが多いので、熱中症にならないように注意が必要」と話していました
ただ、残念ながらこの日は彦根市と近江八幡市で合わせて2人が熱中症の疑いで病院に搬送されるという事態にも
気象台によると、今後しばらくこの厳しい暑さが続く見込みです
特に彦根市の気温は、翌日17日に33度、18日には35度との予想が出ています
まだ身体が暑さに慣れていない今の時期、しっかりと水分補給をし、必要に応じてエアコンを使うなど、熱中症対策をしっかり行うことが大事です
この夏を健康に乗り切りましょう!
滋賀の猛暑日について。猛暑日とは、気温が35度以上に達する日を指します。滋賀では今年の6月16日に東近江市がその基準を超えたのが最初です。この猛暑は異常気象とも言われ、その背景には地球温暖化が影響しているとも指摘されています。温暖化が進むと、夏の暑さが強まり、健康への影響が懸念されます。滋賀の地域でも、このような暑さに耐えながら、熱中症予防をしっかり行うことが求められています。
- 猛暑日とは、日中の最高気温が35度以上になる日を指します。通常、熱中症など健康被害が増えるため注意が必要です。
- 真夏日とは、日中の最高気温が30度以上になる日を指します。滋賀でも多く観測されるため、注意が必要です。
- 熱中症とは、暑さによって体温が異常に上昇し、体が弱ることを言います。特に水分補給が重要です。
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