滋賀県東近江市の政所茶、未来へつなぐクラファン始動

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滋賀県東近江市で生産されている特産品、「政所茶」の未来を守ろうとする動きが始まっています

政所茶は、奥永源寺地域で室町時代から600年以上も栽培されているお茶です

この長い歴史を持つお茶を次の世代に受け継ぐため、産地唯一の製茶工場の設備が古くなってしまったことに対処するため、クラウドファンディングがスタートしました

政所茶の生産者たちは、JAが管理する製茶工場でお茶の加工を行っていますが、老朽化した設備が原因で故障が頻繁に起こり、収穫した茶葉をうまく出荷できないトラブルも発生しています

そこで、東近江市の補助金を利用して最新の機械を導入することが決まりました

ですが、その一部の費用をクラウドファンディングで募ることになったのです

このクラウドファンディングの目標金額は150万円です

募集期間は来月(9月)30日までとなっており、資金提供者にはお茶の返礼品や現地の見学ツアーに招待されるチャンスもあります

これにより、多くの人々に政所茶の魅力を知ってもらい、地域を活性化することが期待されています

政所茶生産振興会の白木佳代子副会長は、「政所茶は600年以上の歴史があり、昔ながらの作り方を守る価値のあるお茶です

機械を更新することで、未来へ伝承する体制を整えたい」と語っています

このような取り組みが、新しい世代に滋賀の伝統をつなぐ大切な一歩になることを願っています

ピックアップ解説

政所茶とは、滋賀県東近江市で生産される特産のお茶のことです。このお茶は、室町時代から続くものといわれ、非常に歴史のある品です。特に、奥永源寺地域はその生産で知られ、風味や品質の高さが特徴です。また、政所茶は栽培から加工まで、多くの手作業が必要で、地域の人々の協力によって支えられています。クラウドファンディングでの資金調達は、その品質を保つためにも非常に重要です。

キーワード解説

  • 政所茶とは、滋賀県東近江市で生産される高品質なお茶で、室町時代から続く600年以上の歴史がある特産品です。
  • クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組みのことです。この方法で多くのプロジェクトや商品の開発が行われています。
  • 生産者とは、農作物や製品を作る人のことを指します。政所茶の場合、地域の生産者が手をかけて良質なお茶を生産しています。

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