暑い夏の夜に、滋賀県甲賀市で行われる灯ろう流しが、今年も無事に開催されました!自分たちの先祖を思い出し、念願を込めて灯ろうを流すこの伝統行事は、70年以上の歴史があります
お盆の時期に合わせて、家族や友達と一緒に集まり、思いを一つにして灯ろうを流す様子は、とても感動的です
主に「杣川夏まつり」として知られるこのイベントは、毎年8月16日の夜に行われます
会場には多くの家族連れが集まり、行事が始まると辺りは幻想的な雰囲気に包まれます
川には、長さ1メートルを超える「親船」がまず流され、その後に「家内安全」や「世界平和」などの願いが込められた約150個の灯ろうが次々と流れていきます
その様子は、みんなが静かに「流れ行く光」を見守り、自然と心が打たれます
また、会場では行者たちが護摩供養を行っており、炎とともに上がる白い煙が幻想的な光景を生み出します
周りには神秘的な雰囲気が漂い、参加者たちはその神聖な時間を楽しんでいます
そして、祭りのクライマックスには、1000発の花火が夜空に打ち上げられ、その美しさは観客の心をわし掴みました
参加した17歳の女子高生は、「世界から少しでも早く戦争が無くなるように願いを込めて流しました」と心からの声を届けてくれました
また、彼女の友達の16歳の女子高生も、「戦争の被害を受けている人たちが一日でも早く平和な日を迎えますように」と願いを込めた灯ろうを流しました
灯ろう流しは、地域の人々だけでなく、訪れるすべての人にとっても思い出の詰まった素敵なイベントです
滋賀の文化と伝統を感じるこの機会を、一度は体験してみてください!
灯ろう流しは、お盆の時期に先祖を思う行事です。灯ろうは、亡くなった方へのメッセージとしても知られています。多くの地域で行われており、滋賀でも愛されています。この風習は、家族や地域の絆を深める重要な役割を果たしています。
- 家内安全とは、家庭の安全と平和を願うことを指します。この願いは、多くの人々にとって、お盆の時期に特に重要です。
- 世界平和とは、すべての国や地域で争いのない状態を願うことを指します。滋賀でも多くの人がこの願いを込めています。
- 花火とは、特別な日を祝うために空に打ち上げる美しい光の演出です。祭りやお盆などで盛大に行われ、人々を楽しませています。
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