滋賀県内では、最近SNSを利用した投資詐欺が増えてきているという報道があります
その中でも特に話題になったのが、湖南市に住む75歳の女性が、750万円もの大金をだまし取られた事件です
この事件は、単なる財布の中身を空にするだけでなく、私たちの「信頼」や「安心」をも損ねるものです
この女性は、SNSで見かけた「利益が出る株を紹介する」といった投稿に引き寄せられ、LINEグループに参加しました
そこで彼女は「投資家が証券会社を通さずに直接買い手と取引できるので、手数料がかからない」といった話を聞きます
こうした詐欺の手口は、SNSの流行によってますます巧妙になってきています
実際、女性は7月の初めに、指定された金融機関の口座に計4回にわたりお金を送金してしまったのです
このような詐欺に引っかかってしまう原因は、もしかしたら私たちが持つ「うまい話には裏がある」という警戒心の広がりが不足しているのかもしれません
この事件を受けて、滋賀県警は今後、詐欺に関する啓蒙活動を強化する考えです
そして、住民の方々も「投資話は慎重に」と警戒心を持つことが大切です
自分や家族のお金を守るために、しっかりとした知識を身につけましょう
SNSによる投資詐欺は、近年特に問題となっています。その背景には、手軽に情報が得られ、また簡単に人とつながれるというSNSの特性があります。しかし、こうしたプラットフォームでは、真実が隠されていることも多いのです。そのため、どんなに魅力的な投資話を聞いても、冷静に事実を確認することが大切です。特にお年寄りの方々は注意が必要です。地域のコミュニティと連携して、そうした情報を共有することが重要です。
- SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、インターネットを通じて人々がつながり、情報を共有するためのプラットフォームです。
- 詐欺とは、他人を騙して物品や金銭を不当に得る行為のことです。このような行為は法律で禁止されています。
- 投資とは、自分の資金を使って将来の利益を期待する行為です。株式や不動産などにお金を使うことを指します。
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