今年の夏、滋賀県の高島市では、約50軒の農家が収穫時期の早い「早場米」の刈り取りを行っています
コメの価格が高騰している今、消費者に早く新米を届けるために、特に注目されているのが「ハナエチゼン」です
これは、早場米の中でも特に美味しいとされる品種です
この日、「JAレーク滋賀」の子会社は、6台の稲刈り機を駆使して大規模に収穫作業を実施しました
この会社では、これまで12ヘクタールで早場米を栽培していましたが、コメの価格高騰に伴い、今年はさらに5ヘクタールをコシヒカリから早場米に変更しました
このような対応は、農家にとっても大きな判断となります
今年は、6月に異例の早さで梅雨が明け、その後も記録的な暑さが続いていますが、農家は水の管理を徹底したため、稲の品質が保たれています
特に、しっかりとした水分管理は、おいしいお米を育てるためには欠かせません
刈り取ったお米は、20日から滋賀県内のスーパーマーケットなどに出荷される予定です
大森重俊代表は、「猛暑や渇水で他の地域のお米が品薄だという話も聞いていますが、我々はおいしいお米を早く消費者に届けたい」と語っています
「早場米」とは、通常の米よりも早く収穫できる品種のことです。特に、滋賀県では「ハナエチゼン」が有名で、のどごしが良く、適度な粘り気があります。この品種は、稲の成長が早いだけでなく、地域の気候とも相性が良いため、毎年多くのファンが待ち望んでいます。早場米は、夏の暑い時期にさっぱりとした食感を楽しむことができるため、夏バテにもぴったりの選択です。滋賀県の農家が心を込めて育てた早場米は、ぜひ味わってみてください。
- 早場米とは、収穫の時期が他の米よりも早いお米のことです。主に夏に収穫され、さっぱりとした味わいが特徴です。
- ハナエチゼンとは、滋賀県で栽培される早場米の一種で、特に香りが良く、味が濃厚でおいしいと評判です。
- JAとは、農業協同組合のことで、地域の農家を支援するために様々な活動を行っています。
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