大津市の小学校で水泳教室が開催されました

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夏が近づくと、楽しい水遊びの季節がやってきますが、その反面、水の事故も増える時期でもあります

そこで、大津市の小学校で行われた水泳教室が注目されています

この教室は、子どもたちが水に浮くことを学ぶことで、万が一の時に自分の命を守る方法を身につけることを目的としています



大津市教育委員会などが開催したこの水泳教室には、大津市立藤尾小学校の5年生と6年生、約40人が参加しました

講師を務めたのは、大津市水泳協会の会長を務める大阪経済大学の若吉浩二教授です

教授はまず、2本のペットボトルの浮力について実演し、空気の多い方が先に浮き上がることを説明しました

これは水に浮くための原理を学ぶためにとても良い例です



次に、子どもたちは空気入りのペットボトルを左右のポケットに取り付けてプールに入ります

そして、あおむけになって手足を広げ、ペットボトルの浮力を利用して「大の字」の姿勢で浮きます

この練習では、呼吸を確保しながら、助けを待つことの大切さを学びます

参加した児童は、「水遊びをしていて溺れそうになったら、浮くことを心がけたい」と語っていました



若吉教授は、「水の種類、例えば海や川、びわ湖などでは浮き方が違うため、それぞれの環境に応じた水泳の授業を取り入れることが大事だと思います」とも話していました

このような教室を通じて、子どもたちが水を安全に楽しむ方法を学ぶことができれば、滋賀の夏がより楽しいものになることでしょう!

ピックアップ解説

水泳の練習で使う「ペットボトル」は、浮力を知るうえでとても役立つ道具です。ペットボトルの中には空気が入っていますが、空気は軽いので、浮く力を持っています。これは、水に浮かぶための原理と同じで、自分の体を水面に浮かせるためには、体の中に空気があることが重要です。水泳では、この「浮力」を理解し、いざというときに生かすことが大切なのです。

キーワード解説

  • 水の事故とは、水の中で起こる事故で、主に溺れることを指します。夏になると海や川、湖でのレジャーが増えるため、注意が必要です。
  • 浮力とは、水の中に物体があるときに、その物体が浮き上がる力のことです。水に入ると、自分の体重より浮力が強いと浮くことができます。
  • 安全教育とは、事故や危険から自分の命を守るための知識を学ぶことです。特に子どもたちが夏の水遊びを楽しむためには、必須の教育と言えます。

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