滋賀・東近江市の伝統木工製品展に注目

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滋賀県の東近江市では、木を使った素敵な作品たちが集まる展示会が開催されています

この地域は、平安時代に「木地師」(きじし)と呼ばれる職人たちが生まれた場所として知られており、ろくろを使って木を加工し、さまざまな製品を作る技術を受け継いできました



今回の展示会は、地元の木地師たちが集まって、県内の木工作家の素晴らしい作品を広めようと実行委員会を組織して行っています

会場となる「木地師やまの子の家」には、約40点の作品が展示されており、来場者たちは自分のお気に入りを見つける楽しみを味わっています



木工のセクションでは、手作りの食器や表札が並び、どれも心を込めて作られています

また、陶芸コーナーでは、滋賀の特産品「布引焼」で作られたフクロウの置物やカラフルなカップが目を引きます



訪れる人たちは、お気に入りの作品を探したり、木地師から直接教えてもらいながら、おわん作りを体験するなど、多彩な楽しみ方をしていました



実際に展示会を訪れた30代の男性は、「どの作品も細かい作業を経て作られていて、すごいと思いました

見入ってしまいます」と感想を述べていました



この興味深い展示会は、6月30日まで開催されています

地元の伝統技術の素晴らしさを感じに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか

ピックアップ解説

「木地師」とは、木を使った工芸品を作る職人のことです。彼らは特にろくろを使って木を削り、さまざまな作品を生み出します。滋賀県東近江市はこの職人たちの発祥地とされ、長い歴史があります。木地師が作る製品は、耐久性があり、使うほどに味が出るのが特徴です。そのため、現在でも多くの人に愛されています。木地師の技術を受け継いだ製品を手にすると、滋賀の豊かな自然に対する感謝の気持ちも芽生えることでしょう。

キーワード解説

  • 木工とは、木材を加工して家具や道具などを作る技術や活動のことです。木を切ったり、削ったりして、形を整えます。
  • 陶芸とは、土や粘土を使って作品を作り、焼き上げる技術のことです。基本的には、器や装飾品を作ることが多いです。
  • 伝統工芸とは、地域の特性を生かして受け継がれる手工芸のことです。長い歴史を持ち、人々の生活の中で重要な役割を果たしています。

8月16日(土)

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