夏の真っ只中、滋賀県が突然の激しい雨に見舞われました
この雨は特に大津市北部や高島市で強く降り、大気の状態が非常に不安定になっていることが原因とされています
気象台では、地域の皆様に河川の増水に注意するよう呼び掛けています
気象台の情報によると、南から流れ込む暖かく湿った空気が影響を与え、特に高島市鹿ヶ瀬では1時間で70ミリもの雨が降るなど、大変な状況となりました
さらに、大津市伊香立途中町でも63ミリの雨が観測されていますし、比良山系周辺でも40ミリ前後の強い雨が降っています
実際、大津市南小松では午後4時10分までに23.5ミリの雨が降ったとのこと
このような局地的な暴雨は、山から河川へと流れ込む水の量を急激に増加させ、非常に危険です
そのため、引き続き警戒が必要です
また、気象台では大気の不安定な状態が16日の夜から17日の朝にかけても続くと予想しています
特に17日の朝から夕方にかけても天候は不安定になるため、強い雨や土砂災害に十分注意してくださいとのことです
湖国、滋賀での自然の厳しさを改めて実感しますね
ピックアップ解説
高島市鹿ヶ瀬では、観測史上最も雨が降った日の一つとして知られています。この地域は琵琶湖の北側に位置し、山々に囲まれているため、天候の影響を受けやすいのです。特に、急な豪雨が降ると、川が短時間で増水する危険性があり、地域の住民にとっては大きな脅威となります。このような局地的な激しい雨は、空気中の湿気が多くなる夏に起こりやすく、山岳地帯に住む方々は常に警戒が求められています。
キーワード解説
- 河川とは、山や地下から流れ出る水が集まり、一定の流れを持つ水の通路のことです。日本各地には多くの河川があり、滋賀県内でも大きな河川が広がっています。
- 土砂災害とは、大雨などの影響で山や丘から土砂が流れ落ちてくる現象のことを言います。これにより、家屋や道路が壊れる危険があります。
- 大気の不安定とは、気温や湿度が急激に変化し、天候が変わりやすい状態のことです。このような状態になると、突然の雨や雷が発生することがあります。
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