今年の秋、滋賀県では全国障害者スポーツ大会が開催されます
これを前に、先日大津市で特別なトークイベントが行われ、オリンピックのメダリストである朝原宣治さんが障害者スポーツの魅力についてお話ししました
このイベントは、滋賀での大会への期待感を高めるために、障害者スポーツ普及のための団体が企画したものです
会場となったのは、滋賀県庁の危機管理センターで、約200人の参加者が集まり、大いに盛り上がりました
朝原さんは、陸上男子の銀メダリストであり、今年11月に行われる聴覚障害者のための国際スポーツ大会「東京デフリンピック」の応援アンバサダーも務めています
彼はトークの中で、「オリンピアンとパラリンピアンが一緒に何かをすることは最近になって始まった」と語り、自らの経験を通じて、障害者スポーツの可能性を広げる大切さを強調しました
朝原さんは特に、ブラインドサッカーの選手が見せる驚くべきスピード感や、彼らが持っている特異な能力に驚いたと述べています
スポーツは、障害の有無にかかわらず、競技に挑む姿勢が同じということを改めて感じたそうです
イベントに参加していた70代の大津市の男性は「障害者スポーツへの理解が深まったし、実際に観戦してみたいという気持ちが湧いた」と感想を述べ、特にゴールボールに興味を持ったと話していました
多くの人が障害者スポーツに触れることで、理解が進み、滋賀の地域が一つになることが期待されています
ブラインドサッカーは、視覚に障害のある選手たちがプレーします。選手は目隠しをし、自分の耳でボールの音を頼りに動きます。ボールには音が出る仕掛けがあり、周囲の音を利用してプレーするのが特徴です。スポーツとしてのレベルも非常に高く、観客を魅了する試合が見られます。滋賀でもこの競技の普及が進んでおり、多くの人々に親しまれるスポーツになっています。
前の記事: « 近江八幡市で発生した若者の悲しいオートバイ事故
次の記事: 滋賀県自民党役員会で総裁選の議論を実施 »
新着記事