滋賀大学の学生たちが、今月の8月30日と31日に大津市大石淀1丁目にある田んぼで、稲刈りの体験を行いました
この体験は教職を目指す学生たちのために行われたもので、教員になる際に役立つコメ作りの学びを深めることが目指されています
今年で5年目になるこのイベントには、約240人の1年生が参加し、5月に行った田植えから続く大切な経験となりました
今回使用された田んぼは、地元の農家から借りており、約16アールの広さです
滋賀県で開発された暑さに強い品種「みずかがみ」の稲がたわわに実り、例年よりも生育が順調なため、予定よりも早めに稲刈りが行われました
学生たちは、鎌を使って次々と稲の根元を刈り取り、脱穀しやすいように株元を整えながら収穫を進めていきました
収穫したお米は、学生たちによって炊かれ、実際に味わうことができるほか、滋賀大学オリジナルの日本酒にも使われる予定です
この授業では、学生たちがグループに分かれ、食・農・環境といったテーマを決めて農家との交流、情報発信、レシピ開発などの探究学習にも取り組んでいます
学んだ内容は約20分の動画としてまとめられる予定です
稲刈りを終えた女子学生の一人(18歳)は、「出来は完璧です
自分たちが植えたものが本当に成長したことに感動しています」と笑顔で語っていました
このような体験を通じて、これからの滋賀を盛り上げていくために、自分たちの役割を果たせたらと思います
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