9月5日の朝、大津市にある住宅地で道路の斜面が約50メートルにわたって崩れるという出来事が起こりました
この崩れた道路は、台風15号が近づく中での雨が原因と考えられていますが、幸いにもけがをした人はいませんでした
その時刻は午前8時ごろ
近隣に住む方が「道路が崩れている」と消防に通報したところから事が始まりました
市によると、今回崩れたのは高台にある道幅約6メートルの市道ののり面で、高さ約3.5メートル、幅約50メートルという大きさでした
けが人や周囲の住宅に被害がなかったことは、本当に安心です
影響を受けた道路については、一時的にう回路が設けられています
そして市は、雨の影響で崩れた部分に対し、シートで覆う応急処置を行い、6日から復旧作業をスタートさせる予定です
今回の現場は、JR大津駅から南に約4キロの住宅地に位置しています
滋賀県は自然災害が多い地域で、私たちも日頃から防災意識を持つことが重要だと感じます
これからも情報をしっかりと受け取り、皆で支え合いながら住みやすい滋賀を目指していきたいですね
滋賀県では、特に大津市周辺に多くの高台住宅地があります。これには、湖に面した立地を生かした利点もある一方で、豪雨の際には崩れやすいというリスクも伴います。例えば、大津市の若葉台のように、急な斜面が多い地域では、その地形から災害を引き起こす可能性が高まります。これらの地域に住む私たちは、普段から防災に対して意識を持ち、災害情報をしっかり確認しておく必要があります。大津の美しい自然を守りつつ、いざという時に備えることが大切です。
- 斜面とは、平面に対して傾いている面のことを指します。特に道路や山などに多く見られ、その状態によっては崩れる危険があります。
- 応急処置とは、事故や災害など発生した際に、被害を最小限に抑えるための一時的な対策のことです。被害が大きくなる前に行動することが求められます。
- 高台とは、周囲よりも高くなっている土地やエリアのことを指します。雨水の流出を避けるための住宅地としてあらかじめ場所を選んでいることが多いですが、土砂崩れのリスクもはらんでいます。
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