最近、南海トラフ地震の警戒が強まっていますが、私たち滋賀県でもその影響に備える必要があります
なぜなら、私たちが住む地域も例外ではないからです
南海トラフ地震は、マグニチュード8以上の巨大地震として想定されており、その発生時には非常に大きな被害が予想されています
滋賀県内では甲良町(こうらちょう)が全住民を対象に、1週間の事前避難を行うことが決まっています
この事前避難は、国から発表される南海トラフ地震臨時情報に基づき、市町村が住民に対して行動を呼びかけるものです
具体的には、避難が間に合わない可能性のある住民に対し、事前に避難をしてもらうように指示されます
今年の6月から、内閣府が対象自治体を調査した結果、滋賀県では甲良町のみが事前避難について指定していることが判明しました
甲良町には約6300人の全住民がこの避難の対象となっており、町の防災計画では、指定避難所として設定された場所には現状で約4200人までの収容が可能です
そのため、町は今後、道の駅や民間施設を避難所として利用できるかも検討しています
地震に対する備えは私たち全員の責任です
日頃からの防災意識を高め、地域で協力し合って安全を確保しましょう
南海トラフ地震とは、紀伊半島から四国、九州にかけての海底に沿った断層で発生する地震を指します。日本は地震大国とも言われ、しばしば大きな地震が発生します。南海トラフ地震では、マグニチュード8以上の巨大地震が起こることが想定されており、それにより津波や地面の揺れが引き起こされ、多くの人々や地域に大きな影響を及ぼす可能性があるため、各地で備えが急がれています。
- 防災とは、災害が発生する前に行う対策や準備を指します。地震や台風などの自然災害に備え、事前に避難経路を確認したり、防災グッズを準備したりすることが含まれます。
- 事前避難とは、予想される災害に対してあらかじめ避難を行うことです。南海トラフ地震などが発生するおそれがある場合、住民が安全な場所に避難するための行動を指します。
- 避難所とは、災害が発生した際に避難するための場所を指します。普段は学校や公共施設が避難所として指定されています。災害時には人々が集まり、安全な場所で生活をすることができます。
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