2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞したのは、なんと長浜市出身で京都大学名誉教授の坂口志文(しもん)さんです
滋賀県出身の受賞は初めてのことですが、滋賀だけでなく京都が誇る偉大な研究者の一人です
坂口さんの受賞によって、京都関係の受賞者はこれで16人目となります
これは本当に素晴らしいことですね!
坂口さんが受賞したのは、免疫の研究に関するもので、ウイルスや細菌を体から排除する免疫が暴走したとき、どうなるかということを探求してきました
この研究は、関節リウマチや1型糖尿病、アトピーなどの病気に関連しています
彼は「制御性T細胞」という特別なリンパ球を発見し、数を減らすことでがん細胞への免疫を高め、逆に数を増やすことで臓器移植の際の拒絶反応を抑えることができるという可能性を見出しました
この研究が実用化されると、私たちの生活に大きく貢献することが期待されています
病気で苦しむ人々の助けになるかもしれません
坂口さんは、記者会見で「この時点で受賞できるのは光栄」と語り、彼の謙虚な人柄がうかがえました
日本人のノーベル賞受賞者数は、これで30人・団体になります
中でも生理学・医学賞は6人目の受賞者となり、さらに日本の技術力への期待が高まります
坂口さんは長浜北高を経て京都大学医学部に進み、その後国内外での研究を経て、1999年からは京都大学に戻り、再生医科学研究所の所長も務めるなど、多彩な経歴を持っています
免疫学への興味は京大での院生時代に芽生え、自分を守る免疫がどうして逆に攻撃してくるのかという疑問から始まったそうです
若いころの経験からも、「何事も時間がかかる」という大切な教訓を中高生に伝える姿勢が素晴らしいと感じます
しかし、世界の研究力が低下しているという現状も見逃せません
日本の科学技術は近年、ご存知のように低迷しています
政府は選択と集中の方針を進め、研究の質を高めようとしていますが、我々は自由な発想や基礎研究の重要性をもう一度見つめ直す必要があると感じます
ノーベル賞は、科学や文学、平和に関する世界的な賞で、受賞することは非常に名誉なことです。日本人は今までにたくさんのノーベル賞受賞者を輩出していますが、特に生理学・医学賞は多く、坂口さんのように免疫学を研究する人たちが、私たちの健康や生活を支えているのです。坂口さんの受賞は、次世代の研究者たちにも素晴らしい励みになるでしょう。
- 制御性T細胞は、免疫系の中で重要な役割を担っているリンパ球の一種です。これらの細胞は、体が自分自身を攻撃しないように免疫反応を調整します。これはとても重要で、免疫が暴走すると、様々な病気を引き起こすことがあります。
- 免疫とは、体が病気を引き起こす微生物やウイルスに対抗するための仕組みのことです。健康を保つために欠かせないシステムであり、免疫が正常に働くことで、私たちは病気にかかりにくくなります。
- 研究力とは、科学や技術の分野で新しい発見や発展を生み出す力のことです。大学や研究機関が新しい知識を生み出すことで、社会全体に利益をもたらします。研究力が高い国や地域は、世界での競争優位を保てます。
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