八幡市で看護師が詐欺に遭った暗号資産事件

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近頃、滋賀県近江八幡市で発生した特殊詐欺事件が、京都の住民にも注意が必要な事件として、話題を呼んでいます

この事件では、看護師の女性が厚生労働省の職員や警察官を名乗る人物に約2千万円分の暗号資産をだまし取られるという、非常に悪質な手口が使われました

事件の発端は、7月22日

女性の自宅に、厚労省職員を名乗る男から、「金沢の病院で睡眠薬を大量に受け取っていないか?」という電話がかかってきました

これを聞いた女性は、まさか自分が狙われるとは思わなかったことでしょう

その後、警察官や検事を名乗る別の人物ともやりとりを行い、彼らから「身の潔白を晴らすために暗号資産を送るように」と求められます

この特殊詐欺の手口は非常に巧妙で、心理的に追い詰められた女性は、7月30日から8月7日の間に、3回に分けて暗号資産を送信してしまいました

詐欺師たちは、女性を取り巻く状況に巧みに紛れ込み、信頼を得ることで金銭を奪い取る手法が使われています

最近は、インターネットを利用した暗号資産も詐欺のターゲットになりやすく、我々も十分な注意が必要です

特に、身近な人や公共の機関を装った連絡には十分に警戒し、自分の身を守る工夫が求められています

ピックアップ解説

暗号資産とは、インターネット上で取引される通貨の一形態です。従来の紙幣と違い、デジタルな形で存在しており、ビットコインなどが有名です。暗号資産は、セキュリティ技術に基づいて取引が行われるため、取引の透明性と匿名性が高い一方、詐欺の標的になりやすいこともあります。また、急激に価値が変動する特徴があるため、安易に暗号資産に投資することはリスクを伴います。最近では、詐欺師たちがこの仕組みを利用して、一般の人々をターゲットにする手口が増えています。

キーワード解説

  • 特殊詐欺とは、電話やインターネットなどを用いて、利用者をだまし金銭を奪う行為を指します。具体的には、巧妙な手口で信頼を得て、振り込ませたり、暗号資産を送らせたりします。
  • 暗号資産とは、暗号技術を用いて取引されるデジタル通貨のことです。特にビットコインが有名で、インターネット上で取引が行われます。価値が変動しやすく、詐欺にも注意が必要です。
  • 看護師とは、医療現場で患者の看護を行う専門職のことです。医師の指示に基づき、日常生活の支援や医療処置を行い、患者の体調管理を行います。

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