長らく謎だった滋賀県のびわ湖の湖底には、驚くべき水中遺跡があります
その遺跡は、立命館大学などの研究グループが水中ロボットを使って調査を行い、古墳時代の「甕(かめ)」が一か所にまとまって沈んでいる様子を初めて捉えました
湖底に隠された歴史が、少しずつ明らかになってきています
調査は、滋賀県のびわ湖北部沖合にある「葛籠尾崎(つづらおざき)湖底遺跡」で行われました
この遺跡は、100年以上前の1924年、偶然に縄文土器が底引き網に絡まって発見されたことで詳しく研究されるようになりました
これまでに、縄文時代から平安時代にかけての土器が、200点以上も見つかっています
しかし、そんな数々の土器がどうして湖底に沈んでいるのか、その理由は長い間謎のままでした
最近の調査では、水深65メートルにある湖底で、古墳時代の甕6点が同じ場所に沈んでいる様子が初めて撮影されることに成功しました
この甕は、ほぼ完全な形を保っており、その発見は非常に貴重です
| 見つかった甕の特徴 |
|---|
| 甕がほぼ完全な形を保っている |
| 一か所にまとまっている |
| 当時の祭祀には皿がよく使われ、甕は日常の煮炊きに使われた |
立命館大学の矢野健一特任教授によると、今回の発見は「地震などの災害によって沈んだり、祭祀のために沈められたのではなく、船の積み荷が海底に落ちた可能性が高い」とのことです
これにより、100年続いた謎の解明に大きく近づいたと言います
ただし、他の時期の土器には別の理由が存在するかもしれないため、さらなる調査が求められています
」
鮒(ふな)とは、滋賀県で特に有名な淡水魚の一種です。びわ湖では、鮒がよく釣れることから地元の人々に親しまれています。この魚は、平安時代からの古文書にも登場するほど歴史的な意味合いがあります。滋賀の伝統料理・焼き鮒などに使われ、地域の食文化の一部を形成しています。鮒は、地域の淡水魚を代表する存在で、滋賀の漁業や観光にも大きな影響を与えています。
- 漁業とは、魚や貝などの海の生物を捕まえる産業のことです。滋賀県では、びわ湖の豊かな資源を活かした漁業が行われています。
- 伝説とは、昔から語り継がれている物語のことです。滋賀には、びわ湖にまつわる多くの伝説があり、地元の人々に大切にされています。
- 水中ロボットとは、水中での調査や作業を行うための機械のことです。立命館大学の研究グループが水中ロボットを利用して、遺跡の調査を行いました。
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