障害のある人やその家族でつくるグループ「和太鼓とんとこ」が、砂漠を渡る星のように30周年を迎えます!この記念すべき日には、大津市に位置するピアザ淡海で特別な演奏会を開く予定です
6月1日の午後1時半から開演されます
この会に向けて、メンバーたちは毎週土曜日に市内のホールで練習を続けています
そもそも「とんとこ」って何をするグループなのかというと、1995年に結成されたこの団体は、障害のある子どもたちが楽しく体を動かせる場所を提供することを目的にしています
2017年からは定期大会や地域のイベントでも和太鼓の演奏を披露しています
現在、メンバーは小学6年生から30代までの子どもたちや親を合わせて約30人が活動しており、みなさんが笑顔になれる時間を作り出しています
結成当時から参加している母親の一人(67歳)は、「当初は親の有志で始まったけれど、今では子どもたちが中心のグループになりました
これからももっと多くの人に参加してもらいたい」と語ります
この言葉には、家族や地域の力でサポートしてきた思いがこもっていますね
30年の集大成を飾る新曲「スターダスト・イヴ」がメイン曲となります
この曲の演奏へ向けて、メンバーたちは14曲の練習に励んでいます
演奏は観客の心に響く感動を生み出すことでしょう
メンバーたちは、「サー」「エイッ」といったかけ声を合唱し、テンポや強弱を確認しながらリズムを合わせています
滋賀大教育学部付属特別支援学校の小学部6年生(11歳)の女の子も、「本番に向けていろんな太鼓をたたけるようになりたい」と意気込んでいます
このグループの代表を務める佐藤渉さん(53歳)も、「曲は完成に近づいています
指先まで神経を行き渡らせて演奏することが今後の目標です」と熱意を語っています
入場は無料なので、地域の方々もぜひ足を運んでこの素敵な時間を一緒に楽しみましょう!
和太鼓は、日本の伝統的な打楽器で、太鼓を叩くパフォーマンスは昔から地域のお祭りや行事でよく見られます。例えば、夏祭りや秋祭りの際には、地元の人々が集まってこの楽器を演奏し、地域の結束を深めています。最近では、障害のある子どもたちも参加することができ、和太鼓イベントを通じて一緒に楽しむ機会が増えてきました。
- 和太鼓とは、日本独特の伝統的な打楽器で、木製の胴に皮を張った楽器のことを指します。
- 親の有志とは、同じ目的や目標を持っている親たちが集まって立ち上げたグループのことを言います。
- 演奏会とは、音楽や演技を見せるために開催されるイベントで、観客の前で行われることが一般的です。
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