大津市で驚くべき事件が発生しました
70歳のアルバイト女性が、SNS上で出会った投資名目の詐欺に引っかかり、なんと約600万円もの現金を騙し取られてしまったのです
この事件は、滋賀県警の大津署が捜査している「SNS型の投資詐欺事件」として取り扱われています
女性は6月中旬、SNSで有名な経済評論家が出していた投資広告を見つけました
彼女はその後、評論家を名乗る人物とLINEでやりとりするようになり、彼らから「確実に利益が出る」と魅力的な投資話を持ちかけられました
有名人からの話だから安心する気持ちもあったのでしょう
結果として、彼女は6月27日から7月21日までの間に、計8回にわたって指定された口座に送金してしまったのです
このような詐欺が成立してしまう背景には、高齢者を狙った巧妙な手口があります
信頼できる情報源だと思い込ませることで、対象者の警戒心を解いてしまいます
私たちも、たとえ特別な人物からの情報であっても、冷静に考えることが大切です
滋賀の地域社会が安心して暮らせるためにも、こうした被害が増えないことを願います
ピックアップ解説
SNS詐欺とは、ソーシャルメディアを利用した詐欺のことです。最近、SNSの普及に伴い、狙われるのは高齢者が多いです。詐欺師は有名人を利用したり、信頼できるふりをしたりして、気を緩めさせます。また、投資に興味がある人をターゲットにすることが多く、「確実に利益が出る」といった言葉で誘います。私たちも、SNS上の情報は慎重に扱う必要があります。
キーワード解説
- 投資詐欺とは、実際には存在しない投資話や架空の金融商品を利用して、お金をだまし取る行為のことです。
- SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略で、インターネット上で人々がつながり、情報を共有したり交流したりするためのサービスです。
- LINEとは、スマートフォンやパソコンを使ってメッセージのやりとりができるアプリケーションで、多くの人に利用されています。
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