滋賀県高島市で、江戸時代の偉大な儒学者、中江藤樹の teachingsを学ぶ特別な夏休みの勉強会が開催されています
この取り組みは、子どもたちが論語を通じて学び、思考を深めることを目的としています
勉強会は、「中江藤樹・たかしまミュージアム」で行われ、全4日間の日程で実施されました
8月21日には、地元の小学生4人が参加し、儒教の祖である孔子の名言を繰り返し朗読しました
その言葉の一つ、「学びて時にこれを習う、また悦(よろこ)ばしからずや」は、まさに学びの喜びを伝えています
また、この勉強会では、習字の体験も行われました
これは中江藤樹が9歳の時に学問を志したことにちなんでおり、「立志」といった言葉を丁寧に筆で書いていました
子どもたちは、「昔のことばは神秘的で面白い」と楽しみながら練習していました
最終日の8月27日には、参加者全員で選んだ論語の一節を元に素晴らしい習字作品を作り上げる予定です
このような企画は、滋賀の子どもたちが文化や歴史を学びつつ、地域への愛着を深める素敵な機会です
ピックアップ解説
論語とは、中国の古代の思想家・孔子の教えがまとめられた書物です。主に人としての在り方や道徳について述べた内容が多く、現代でも人々の考え方に影響を与えています。琵琶湖のほとりにある滋賀の歴史的な場所で学ぶことは、子どもたちにとって非常に意味のある体験になります。論語は「学ぶことの大切さ」を教えてくれ、大人になったときも役立つ教訓を与えているのです。
キーワード解説
- 中江藤樹とは、江戸時代に活躍した滋賀出身の儒学者で、儒教を日本に広めた人物です。彼の teachingsは今でも多くの人々に影響を与えています。
- 習字とは、墨と筆を使って文字を書く技術やその行為のことです。日本の文化の一部として、子どもたちにとって大切な学びの一環です。
- 論語とは、孔子の言葉や考え方をまとめた書物です。人間の道徳や社会の在り方に関する教えが多く含まれています。
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