最近、滋賀県内で「闇バイト」と呼ばれる犯罪が増えてきています
これは、実行役を募集する詐欺や強盗などの犯罪を行う「匿名・流動型犯罪グループ」、略して「トクリュウ」の影響です
滋賀県警察本部では、この状況を受けて防犯対策を強化するための会議を開催しました
会議には、警察や県の担当者など約20人が参加し、池内久晃本部長が「トクリュウのしっかりした捜査を進め、組織を壊滅させる必要があります」と述べました
これにより、私たちの安全が守られることを期待しています
昨年から警察は「高額収入」などをキーワードに検索されると、「闇バイトは犯罪です」と警告を出す取り組みを始めました
また、新年度から地域の自治会が防犯カメラを設置する際の費用を助成する事業もスタートしました
これにより、より安全な街づくりが進むと良いですね
さらに、県内各地の消費生活センターと警察が情報を共有するための窓口を一本化し、今年の1月末から3月末までの2か月間で29件の相談が寄せられました
これらの相談は、トクリュウに関連した特殊詐欺やSNS型の投資・ロマンス詐欺が多くを占めており、被害額は3か月でなんと約6億5000万円にのぼるそうです
私たちが住む滋賀でも、こうした犯罪が増えていることは決して無視できません
県警察本部は、今後も県と連携して厳重な対策を続ける方針です
一緒に、安全な滋賀を作っていきましょう
「闇バイト」とは、実際には存在しない高収入の仕事を募集し、多くの場合、犯罪行為に関わらせる雇用形態です。特に若者がターゲットにされがちで、信じやすいのが特徴です。滋賀県でもこのハイリスクなバイトに手を出さないよう、地域ごとに啓発活動が進められています。自身の身を守るためにも、絶対に注意が必要です。
- トクリュウとは、匿名で活動する犯罪グループの一つで、詐欺や強盗を行なっています。最近、特に問題視されているため、警察は捜査を強化しています。
- 闇バイトとは、合法ではない高収入の仕事を指し、詐欺などに利用されることが多いです。特に若者がターゲットになりやすいです。
- 特殊詐欺とは、電話やインターネットを使って金銭をだまし取る犯罪のことです。ターゲットを特定して巧妙に接触する手法が特徴です。
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