滋賀の琵琶湖疏水、国宝に決定 皆で祝う未来への期待

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滋賀県にある美しい琵琶湖の水を京都へ送るために建設された「琵琶湖疏水」ですが、このたびその素晴らしい建造物が国宝に指定されることが決まり、皆でお祝いをしました! このニュースは、滋賀県と京都市のつながりをより深める素晴らしい出来事ですね

琵琶湖疏水は、明治時代に作られた全長およそ30キロの水路で、今でも多くの観光船が運航されています

今年の5月には、南禅寺の境内を通るアーチ型の水路橋や山を貫通するトンネルを含む5つの構造物が国宝に指定されることが決まりました

この国宝指定を受けて、滋賀県の三日月知事や大津市の佐藤市長、そして京都市の松井市長が琵琶湖疏水で運航されている観光船に乗り込みました

船の上でのガイドは、トンネルの出入り口に施された装飾が中世ヨーロッパの城郭に似ている点や、その他の見どころを詳しく説明してくれました

見学の後、三人は今後の琵琶湖疏水の活用方法について意見交換を行いました

三日月知事は「琵琶湖疏水が現代でも利用され、世界的に発信している京都とつながっている意味を再確認した

これからどうやって協力して訴求していくかを考えたい」と語りました

松井市長も「現役の近代遺産を目の前で見て感動した

滋賀と連携した周遊観光を提案し、多くの方にその魅力を伝えたい」と熱意を示しました

ピックアップ解説

「琵琶湖疏水」は、明治時代に建設された水路ですが、その背景には当時の人々の水資源の確保や、経済活動の発展がありました。琵琶湖の豊かな水は、京都の農業や産業の基盤を支え、今でも観光や文化の源となっています。滋賀と京都を結ぶこの水路は、単なるインフラに留まらず、歴史と文化の交差点としての役割も果たしているのです。滋賀から見たこの疏水の魅力は、ただの観光名所ではなく、地域の結束をも象徴しています。

キーワード解説

  • 国宝は、文化財の中でも特に重要なものを指し、国が保護しています。歴史的価値が高く、後世に残すべきものとして指定されています。
  • 明治時代は、日本の歴史の中で1868年から1912年までの期間を指します。この時期に日本は急速に近代化し、多くのインフラが整備されました。
  • 観光船とは、観光地を巡るために運航される船で、観光客に景色を楽しんでもらうためのサービスが提供されます。琵琶湖でも美しい景色を楽しむ観光船があります。

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