滋賀県草津市で、65歳の無職男性が投資詐欺にあったという驚きのニュースが入ってきました
この事件、実はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じたもので、最近目立つ傾向にある「SNS型投資詐欺」に該当します
草津署はこの詐欺を本格的に捜査しています
男性は3月24日に、ある動画サイトの広告を見て投資に興味を持ちました
そこで紹介されたのが、投資の勉強ができるLINEグループです
ここで「投資の先生」を名乗る人物が現れ、彼は一気に投資への夢を膨らませてしまいます
最初に指定された口座に送金すると、なんとその後すぐに100万円の利益が得られたのです
この意外な成功体験が、男性をさらに投資へと誘いました
以降の3ヶ月間、彼は計9回にわたりお金を振り込み、その金額も100万円から最大500万円にまで上昇
最終的には合計で約2700万円もの現金をだまし取られてしまいました
このようなケースは珍しくはなく、最近、SNSを利用した詐欺事件が全国で多発しています
注意が必要な投資詐欺
投資詐欺に引っかからないためには、まだまだ知らないことが必要です
SNSやインターネット上の広告をみると「簡単にお金が増える」といった内容が多いですが、実際にそれを実現できる人はごくわずかです
投資詐欺のサイン
投資詐欺には共通するサインがいくつかあります
例えば、以下の表にいくつかの注意点をまとめました
サイン | 説明 |
---|---|
高すぎる利益 | 通常の投資よりも極端に高い利益を約束される場合は注意 |
急かされる決断 | すぐに投資を決めるように催促される場合 |
情報が不透明 | どのように利益が出るのか、具体的に説明されない |
みなさんも、こういったサインに気をつけながら、安全な投資ライフを送りましょう
SNS型投資詐欺は、特に最近増えています。冒頭で紹介した草津市の事件もその一つです。SNSは簡単に情報を発信し合えるため、詐欺師にとっては非常に魅力的な場となっています。詐欺師たちは、一般の人々が信じやすいようにプロの投資家や成功者の顔写真を使ったり、実績を捏造することが少なくありません。そのため、見極めるための知識を持つことが重要です。信頼できる情報源からの意見を参考にし、冷静に判断することを心掛けましょう。
- SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略です。人々がインターネットを通じて連絡を取り合ったり、情報を交換したりするためのプラットフォームのことを指します。
- 投資とは、将来的に利益が見込まれる対象にお金を使うことを言います。株式や不動産などさまざまな形で行われますが、投資にはリスクも伴います。
- 利益とは、売上からコストを引いた残りの金額のことです。つまり、稼いだお金からかかった費用を引いた分が利益になります。
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