びわ湖のプランクトン観察会で自然の神秘を発見!

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滋賀県草津市にある琵琶湖博物館で、びわ湖の生態系について学べる特別な催しが行われました

このイベントは、びわ湖に住む微生物たちにもっと親しんでもらおうと、毎月開催されているサークルの活動の一環です

毎回多くの人々が参加しており、自然観察の楽しさを広めています

11日には、県内外から集まった約10人がまず、博物館近くのびわ湖へと出かけました

参加者たちは網目の細かい専用のネットを使って、水中のプランクトンを集める作業にチャレンジしました

そして戻ってきた後は、顕微鏡を使って、それぞれの微生物をじっくり観察しました

今回は、「ヤマトヒゲナガケンミジンコ」という、長い触角が特徴的な生き物や、アオコの原因として知られる植物プランクトンが多く見つかりました

参加した皆さんは、専門家の説明を聞きながら熱心に学んでいました

大阪から参加した中学2年生の男子生徒は「専用の顕微鏡を使えて、専門家の話も直接聞けて、本当に楽しかったです

特に『ミジンコワムシ』というプランクトンがすごくかっこよくて好きです!」と笑顔で話してくれました

琵琶湖博物館の学芸員、大塚泰介さんは「びわ湖のプランクトンは非常に多様で、それが魅力の一つです

観察を通じて、この生き物たちの世界を楽しんでほしい」と励ましの言葉を送っていました

ピックアップ解説

『ミジンコ』とは、非常に小さな水生動物で、プランクトンの一種です。体長は数ミリメートルほどですが、2本の触覚を使って水中を泳ぎます。特に草津市のびわ湖では、さまざまな種類のミジンコが生息しており、これらのミジンコは生態系の中で重要な役割を果たしています。他の生物にとっての餌となり、自然の循環を支える存在でもあるのです。直接観察することでその可愛らしさや生態の面白さに気づくことが出来ます。

キーワード解説

  • プランクトンとは、海や湖の水中を漂っている小さな生物のことです。植物プランクトンは光合成を行い、動物プランクトンは他の生物を餌にします。
  • 顕微鏡とは、小さな物体を拡大して見るための道具です。生物や細胞の観察に使われ、微細な世界を確認するのに欠かせません。
  • 琵琶湖博物館とは、滋賀県草津市にある、びわ湖に関する自然や文化を学べる施設です。展示やイベントを通じて、地域の魅力を発信しています。

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