暑い夏がやってきましたが、牛たちにも猛暑は大敵です
滋賀県の特産品である近江牛を育てる竜王町では、牛たちが食欲を失う"夏バテ"を防ぐために、ドローンを使った新たな取り組みが始まりました
この実験は、約2000頭の近江牛を肥育している牧場で行われ、農業の効率化を提案する企業が主導しています
特に気になるのは、夏の日差しの影響で牛舎内が暑くなり過ぎ、牛たちが思うようにエサを食べられなくなってしまうことです
実験日には、植物由来の遮熱剤を使用して屋根をコーティングする作業が行われました
実際、猛暑が続くと、牛舎の屋根は60度近くに達することもあります
しかし、この遮熱剤を塗布することで、室温を3度から5度ほど下げる効果があると言われています
実験では、ドローンが約2時間にわたって屋根の上を行き来し、遮熱剤を均一に塗布していきました
その間、大きな音を立てながら飛び立つドローンに、牛たちも少し驚いて見上げていました
澤井牧場の南秀平場長は、「ここの近江牛は、決まった期間に成長させなければならないため、エサを食べないととても心配になります
また、牛舎で作業するスタッフの体調も気になるため、効果に期待しています」と述べています
このプロジェクトは、実証実験の結果を元にさらなる改良を加え、来年以降に他の牧場でも提案していく予定です
滋賀の牛を守るため、ぜひ成功させてほしいと思います
近江牛は、滋賀が誇るブランド牛ですが、その育成には細心の注意が必要です。特に、牛が太るためには、適切な環境とエサが不可欠なのです。近江牛の肉質は、脂肪の入り方に特徴があり、しっとりとした食感が魅力です。しかし、猛暑など環境の変化では、牛たちがエサを食べない原因となります。このため、滋賀の牧場では、常に快適な環境を整える努力が求められています。今後、ドローンを利用した新しい技術が定着すれば、牛たちの飼育環境がさらに改善されることでしょう。
- 近江牛とは、滋賀県で育てられる和牛の一種で、特にその肉質が優れていることで知られています。
- 遮熱剤とは、熱を反射したり、遮ったりする効果のある塗料や素材のことで、主に建物の日射熱対策に使用されます。
- ドローンとは、無人で飛行する航空機のことを指し、最近では農業や撮影、配送など様々な分野で利用されています。
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