みなさん、安心して暮らすためには、正しい方法で助けを求めることがとても大切です
先日、滋賀県警察本部が発表したデータによると、昨年、滋賀で受理された110番通報はなんと12万5,000件を超えました
これを聞いて、皆さんは何を思いますか?
まず、110番通報の中で無効な通報、すなわち間違いや無言電話、いたずら電話は全体の約1割を占めているということがわかりました
具体的には、約12,994件がこの無効な通報にあたります
これは前年よりも減少しているとはいえ、引き続き注意が必要です
滋賀県警によると、特に最近はスマートフォンの機能が影響している可能性があります
例えば、一部のスマートフォンで電源ボタンを5回以上押すことによって、自動的に救急通報が発信される仕組みになっています
このように間違って通報してしまうことが増えているので、注意が必要です
万が一、110番が無言で切れてしまった場合、警察は確認のために折り返す必要がありますので、本来の緊急事態で困っている他の人に影響を及ぼすことがあります
誤った通報を防ぐためには、バッグの中にスマートフォンを入れたまま移動しないようにするといった対策が有効です
また、滋賀県警は「110番は緊急通報なので、事件や事故に関係ない場合は、住んでいる地域の警察署に相談してください」と呼びかけています
緊急性が低い悩みや問題については、警察の電話相談窓口「#9110」を利用することが推奨されています
私たち滋賀県民が安心して暮らせるように、正しい知識を持って、必要な時には適切に助けを求めるよう心がけましょう
110番は、今や緊急通報の象徴ではありますが、実はこの番号は1952年にアメリカで初めて始まりました。日本では1972年に導入され、以来、多くの人々の命を救ってきました。この番号を知っているだけでなく、利用方法を正しく理解することがとても重要です。無駄な通報を減らし、本当に助けが必要な人に支援が届くよう、使い方には細心の注意を払いましょう。
- 110番とは、警察に緊急通報するための番号です。事件や事故が発生したときに迅速に連絡できる仕組みになっています。
- スマートフォンとは、インターネットに接続でき、おサイフ機能やアプリが使える携帯電話です。日常生活でとても便利なツールです。
- #9110とは、警察に相談したいことがあるけれど、緊急性が低い場合に使うべき電話相談窓口です。
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