今年の春、滋賀に住む素晴らしい人たちが大津市で表彰されるイベントが行われました
叙勲や褒章を受けた方々は、地域のために大きな努力をしてきた方々です
この春、滋賀県内からは、功績のあった人に贈られる「叙勲」を受賞した方が34人、そして長年にわたり頑張ってきた人に贈られる「褒章」を受賞した方が10人いらっしゃいます
このイベントでは、受章者の20人が出席し、三日月知事から直接、勲記や褒章を手渡されました
三日月知事は「最近は人口減少など様々な変化がありますが、持続可能で健康な滋賀を目指して力を合わせていきましょう」と祝辞を述べ、滋賀の未来への希望を表しました
特に消防団活動に長年携わってきた今井俊博さん(70歳)は、瑞宝双光章を受章され、家族の支えがあったからこそ45年間も続けられたと話しています
今井さんは「消防団員が少なくなってきていることが課題ですが、未来に向けて新しい団員を増やしていけるように考えていきたい」と心強く語っていました
ピックアップ解説
消防団とは、地域の安全を守るために結成されたボランティア団体のことです。日本各地に存在する消防団は、地元の人たちが普段の生活の中で、災害時にすぐに駆けつけて助け合うことを目的としています。特にじしんや火災が起きたときには、その重要性が際立ちます。滋賀県でも消防団は地域の絆を深める大切な存在です。
キーワード解説
- 叙勲とは、特定の功績を称えて国から授与される栄誉のことです。主に戦争や災害時に尽力した人々が対象となります。
- 褒章とは、長年の業務や活動に対して、国や地方公共団体から贈られる賞のことです。社会貢献や地域活動で成果を出した方々に与えられます。
- 消防団とは、地域の安全を守るためのボランティア組織で、災害時にはいち早く活動できるよう訓練を受けています。
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