草津市の子ども食堂が直面するコメ不足と地域愛

滋賀県草津市では、コメの価格が高騰している影響で、地元の「多文化子ども食堂」が食材の確保に苦しんでいます

子どもたちに温かい食事を提供し続けるために、活動の継続が危ぶまれています

「多文化子ども食堂」では、毎週土曜日に子ども向けにカレーライスを100円、大人は300円で提供しており、何杯でもおかわりが可能です

この活動は地域の有志によって運営されています

先日も、食堂にはたくさんの子どもたちが集まり、大きな器に盛られたカレーライスを嬉しそうに食べていました

だからこそ、たくさんの笑顔が溢れていますね

しかし、運営団体によると、昨年の秋からコメが高くて手に入らない状況が続いており、今年の4月には在庫がほとんどなくなってしまったこともあったと言います

そんな中、地域の皆さんの協力を得て、60キロのコメを寄付してもらうことができました

そのおかげで、ひとまず活動は続けられることになりましたが、夏頃には再び在庫が厳しくなる恐れがあります

小学校5年生の男の子は、「ニュースでコメが高いと聞いたけれど、ここではいっぱい食べさせてくれて感謝している」と笑顔で話してくれました

運営する喜久川修さんは、「子どもたちにお腹いっぱいになってもらいたいので、おかわり自由を続けたい

ただ、夏までにはコメをしっかりと確保できる状態にしたい」と力を込めています

ピックアップ解説

「多文化子ども食堂」は、滋賀県草津市で地域の有志が集まって運営する食堂です。ここでは、特に低価格で温かい食事を提供し、経済的に困難な家庭の子どもたちをサポートしています。また、何杯でもおかわりできるのが特徴です。そのため、食堂は地域のたくさんの子どもたちにとって、心温まる場所になっています。しかし、近年のコメの価格高騰は、食堂の運営を難しくしています。地元の協力で活動を続けることが大切ですね。地域で支え合う姿勢が、滋賀の絆を深めていくのです。

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