大津市の池でイチモンジタナゴの増殖活動続く

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最近、大津市の池で行われたイチモンジタナゴの保護活動についてお伝えします

この淡水魚は、かつてびわ湖に多く生息していたのですが、近年はその数が減少し、絶滅のおそれがある生き物として指定されています

滋賀県では、この魚を守るために市民団体が約30年前から活動しています

イチモンジタナゴは体長6センチほどで、滋賀県では地域名「ぼてじゃこ」として親しましい存在です

大津市にある和菓子メーカーの池では、特に魚にとって優れた繁殖環境が整っており、繁殖活動が行われています

天敵となる魚がいないおかげで、イチモンジタナゴは安心して成長できるのです

最近の調査では、稚魚も含めてなんと680匹が確認されました!

この調査には、京都府の小学1年生も見学に来ていて、「魚の色が虹色みたいできれいだった」と感動していました

彼の言葉からも、この魚が持つ魅力が伝わってきますね

市民団体「ぼてじゃこトラスト」の田中治男副会長によれば、「順調に増えていることが確認できました

将来はびわ湖に野生のイチモンジタナゴを復活させたいです」と話しています

私たちも、滋賀の自然環境を大切にしながら、次世代に素晴らしい滋賀の生き物を残していきたいですね

ピックアップ解説

イチモンジタナゴとは、滋賀県やその周辺の淡水域に生息している小さな魚で、体長はおおよそ6センチ程度です。かつてはびわ湖にたくさん生息していましたが、自然環境の変化や人間の影響でその数が減少しました。滋賀では親しみを込めて「ぼてじゃこ」と呼ばれ、地域の文化にも深く根付いています。この魚は美しい虹色の体色が特徴で、観賞魚としても人気がありますが、現在は保護活動が進められています。特に市民団体が中心に活動しており、繁殖の成功が期待されています。

キーワード解説

  • ぼてじゃことは、滋賀県の淡水魚、イチモンジタナゴの別名です。地域の人々に親しまれている呼び名です。
  • 市民団体とは、一般市民が主体となって活動する非営利の組織で、地域社会の問題解決や環境保護などに取り組んでいます。
  • 繁殖活動とは、生物が子孫を残すために交配し、卵や子供を育てる行為を指します。生態系の維持にとって重要なプロセスです。

6月21日(土)

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