大津市のびわ湖の畔に新しくオープンした商業施設「LAGO 大津」ですが、残念ながら大雨の影響で地盤の一部が崩れてしまいました
具体的には、6月11日の午前0時半ごろに、大雨が降ったことで店舗南側の「のり面」と呼ばれる部分が崩壊しました
この「のり面」は、9メートルの高さと60メートルの幅を持ち、店舗を囲む丘になっています
その中の約3分の1の範囲で、植えられていた草や土が流れ出てしまったのです
大津市によれば、崩壊の原因として、植栽の成長が予想よりも遅くて、根がしっかり張る前に雨に流されたことが挙げられています
これから予定されている対策工事では、専門家の意見をしっかり聞いた上で、しっかりと改善策を進める予定です
「たねや」、この施設を運営する老舗菓子メーカーは、店舗の運営は通常通り行いながらも、現場の土砂の撤去や保護シートの設置などの緊急対策を講じています
また、今後しばらくは警備員を増やして、お客様が安心して訪れることができるように配慮したいと考えています
滋賀の地域が皆さんにとって安全で楽しい場所であり続けるために、しっかりとした対応が期待されます
ピックアップ解説
「のり面」とは、山や丘の斜面の事で、舗装や植栽が施されていることが多いんだ。滋賀では、特に土砂崩れのリスクが高い地域があるから、植物の根がしっかり張ることが大事なんだ!根は地面をつかむ力があるから、土を安定させる役割を果たすよ。大雨の際には、こうした「のり面」の管理が重要になってくるんだ。
キーワード解説
- のり面とは、山や丘の斜面で、土砂の崩れを防ぐために植栽を行う場所です。特に滋賀のように雨が多い地域では、その重要性が増しています。
- 植栽とは、植物を植えて育てることを指します。土を守るためや景観を整えるために行われます。滋賀でも公園や道路の側などでよく見られます。
- 土砂とは、土と砂が混ざり合ったもので、雨によって流れ出したり運ばれたりすることがあります。これは水害や土砂崩れ等の原因となることがある重要な物質です。
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