野洲市の学校図書館配置が進展し子どもたちをサポート

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滋賀県の子どもたちが本をもっと楽しめるように、学校図書館の運営を担う「学校司書」が重要な役割を果たしています

今年から、野洲市と甲良町が新たに学校司書を採用し、これで県内全市町に1人以上の学校司書が配置されることに成功しました

これはとても嬉しいニュースです!

滋賀県の教育委員会によると、今年度の学校司書の人数は125人に増え、前年度よりも9人多いです

しかし、まだまだ多くの学校が複数の学校司書を兼任しているのが現状です

自治体によって配置される日数や時間に大きな差があるため、すべての子どもたちが平等に本に触れる機会を得られるようになることが期待されています

学校司書は2015年に施行された改正学校図書館法に基づいて、法律でその役割が定められた専門職で、学校図書館の運営を行います

資格は特に定められていませんが、配置は努力義務とされています

これにより、県内の小中学校に司書が配置されるようになったのです

特に注目すべきは、今年から野洲市と甲良町に配置された含む1人の学校司書の活躍です

例えば、野洲市の中主小学校で働く髙木絵美さん(52)は、図書の貸し出しや整理だけでなく、図書館の使い方を教えたり、授業で役立つ資料を集めたりと幅広く活躍しています

その結果、同校の4月と5月の貸出冊数は前年の3倍にもなったのです!これは、図書室が「生きた場所」になり、本をもっと楽しんでもらえるよう工夫をしている証拠です

今後、図書室の利用が増えることを期待して、甲良町でも学校司書のさらなる配置を目指しています

現在、滋賀県全体で313校の公立小中学校があり、そのうち125人の学校司書が働いていますが、まだまだ課題も残っています

大津市の学校では、実際に学校司書がいないところもあり、予算の面での制約も課題です

最後に、滋賀県全体で読書環境を広げていくために、図書整理などをボランティアで行う「ブックサポーター」という制度も導入されているのが心強いですね

このような取り組みを通じて、滋賀での読書文化がもっと豊かになることを願っています

ピックアップ解説

「学校図書館」とは、学校内に設置された本や資料を収蔵する場所のことです。ここでは、教育の一環として、子どもたちにリーディングスキルや情報リテラシーを育むためのサポートが行われます。学校図書館が充実することで、子どもたちが本を楽しみ、学びを深める大切な空間となります。特に、学校司書が存在することで、図書室の運営がよりきちんと行われ、面白い本や情報に簡単にアクセスできるようになるのです。

キーワード解説

  • 学校図書館とは、教育機関に設置されている図書館です。子どもたちが本を読んだり調べ物をしたりするための大切な場所です。
  • 図書室とは、主に学校にある本や資料が集められた部屋のことを指します。生徒たちが授業を受けるために利用することが多い場所です。
  • 読書環境とは、子どもたちが本を読みやすい状況や条件のことを指します。図書館や図書室が充実することで、高めることができます。

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