滋賀県の大津市は、伝統的な競技かるたの「かるたの聖地」として知られています
近江神宮では、ついにコロナ禍で中断していた競技かるたの世界大会が、6年ぶりに開催されることが決まりました
今回は、その大会について詳しくお伝えします
近江神宮と競技かるた
近江神宮は、古くからかるたを愛する人々にとって特別な場所です
ここでは、小倉百人一首の1番目の歌を詠んだ天智天皇を祀っています
このことから、大津市が「かるたの聖地」として名を馳せているのです
2018年と2019年には、世界大会も開催され、多くのかるたファンが集まりました
大会開催の背景
新型コロナウイルスの影響で、2020年から大会が中断されていましたが、最近の状況改善を受け、大津市や愛好家団体で構成される実行委員会は大会の再開を決定しました
これは、競技かるたの魅力を再び多くの人に知ってもらう良い機会です
大会の詳細
日付 | 形式 | 参加国 |
---|---|---|
11月9日 | 団体戦(3人1組) | 日本、アメリカ、中国、エジプトなど約10の国 |
大会当日は、3人1組の団体戦が行われます
今のところ、日本を含む多くの国から愛好者が参加予定です
また、大会の前日には一般参加者向けの「練習会」も開催されるため、交流が期待されています
大会の意義
実行委員会は、この大会を通じて大津市が「かるたの聖地」として世界中に広まり、多くの人々にしっかりと認識されることを望んでいます
実際、全国から集まる選手たちの技術を見られるチャンスでもあり、地元住民にとっても大きな楽しみとなることでしょう
参加者の募集は、今後の7月下旬に近江神宮の愛好家団体「大津あきのた会」のホームページを通じて始まる予定です
私たちも大津市を盛り上げるため、応援していきましょう!
「かるた」とは、古くから日本に伝わるカードゲームで、特に百人一首という和歌を使った形式が有名です。このゲームの魅力は、記憶力や反応速度を必要とする点にあります。かるたのルールはシンプルですが、プレイヤー同士の競い合いが熱く、技術を向上させるための練習が欠かせません。近江神宮の競技かるた大会は、この伝統を受け継ぎながら、競技者たちの熱戦を楽しむことができるイベントです。
- 近江神宮は滋賀県大津市にあり、天智天皇を祀る神社です。古くからかるたの聖地として知られ、競技かるた大会が行われることで有名です。
- 小倉百人一首は、100人の歌人の和歌を集めた日本の古典です。この詩集は、競技かるたの主な題材にもなり、多くの人に親しまれています。
- 競技かるたは、百人一首を利用した遊びで、2人以上で行います。早さと正確さが求められ、目の前の取り札を素早く手に取るスピードが勝負を決めます。
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