滋賀県甲賀市の信楽町では、地元のシンボルである巨大なたぬきの置物が、夏らしい「はっぴ姿」に衣がえしました!
信楽高原鉄道の信楽駅前に立つこの大きなたぬきは、高さ約5メートル、胴回りが6メートルもあり、地域の人々に親しまれています
毎年、季節ごとに衣がえをするこのタヌキは、まさに地元の誇りです
今回の衣がえは、信楽町で行われる「しがらき火まつり」に合わせたものです
観光協会のメンバーたちが、およそ1時間かけて色鮮やかなオレンジ色の「はっぴ」を着せる作業を行いました
このはっぴは、19日に開催される「火まつり」で着られる衣装をイメージして作られています
外国からの観光客もこの可愛らしい大たぬきに興味津々です
カナダから訪れた男性は、「大たぬきはユニークで素晴らしいです
ぜひ信楽で陶器を買いたい!」と話していました
滋賀の陶器文化を知るきっかけになる嬉しい反応ですね
信楽町観光協会の奥田隆次さんも、「火まつりの季節がやってきました!ぜひ信楽にお越しいただきたいです」と呼びかけています
夏衣装の大たぬきは、8月17日まで楽しむことができますので、ぜひ訪れてその姿を見てみてください!
信楽焼が有名な信楽町には、たぬきの置物が多く見られます。たぬきは、昔から日本の文化で福をもたらす象徴とされています。例えば、幸福を呼ぶために、商売繁盛を願うための置物として、お店や家の前に飾られることが一般的です。信楽町のこの大たぬきも、その一つで、地域の人々に愛され続けています。また、信楽焼の陶器は、優れた技術と美しいデザインが特徴で、訪れる観光客を魅了しています。
- 信楽焼とは、滋賀県の信楽町で制作される陶器のこと。素朴で温かみのあるデザインが特徴で、特にたぬきの置物が有名です。
- 観光協会とは、地域の観光振興を目的とする団体です。観光地の魅力を伝えたり、イベントを企画する役割を持っています。
- 火まつりとは、夏に行われる地域の祭りで、火を使った神事や祭礼が特徴です。信楽町では、今年も盛大に開催される予定です。
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