びわ湖の湖底に眠る集落調査が進む滋賀の歴史

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滋賀県の美しい湖、びわ湖の底には、人々の生活の痕跡が隠れています

最近、京都大学防災研究所が進めている調査では、過去の大地震によって沈んだ集落や遺跡が特定されています

この調査は、湖底に眠る過去を解明し、将来の災害への備えを強化する目的で進められています



びわ湖の湖底には、実際に確認された遺跡が77か所もあり、その中には大規模な地震で沈んでしまったと思われる場所も含まれています

この研究チームは、2024年9月から本格的に調査を開始し、特に長浜沖の範囲を重点的に調べています



調査では、ドローンを使って湖底の地形データを取得したり、ボートの上から湖底にあるセンサーで振動を測定したりするなど、最新の技術を導入しています

調査担当の山崎准教授は、  「過去の能登半島地震でも広範囲で液状化が発生した

びわ湖周辺でも同様の現象が起こる可能性があり、そのためのデータを集めたい」と話しています



この調査は今年いっぱい続き、来年5月頃には研究成果が発表される予定です

私たち滋賀県民にとって、この調査成果は未来に向けた重要な情報となることでしょう

湖の底に隠された歴史とともに、私たちの地域を守るために、ぜひ注目していきたいと思います

ピックアップ解説

ドローンとは、遠隔操作で飛ばす無人機のことです。最近では、様々な分野で活用されています。特に、湖底などの調査に非常に役立つ道具として注目されています。ドローンは空からの視点を提供し、細かいデータを集めることができるため、地形の測量などに使われています。滋賀県でも、こうした新しい技術を使って文化財や環境を守るための取り組みが進んでいます。

キーワード解説

  • 滋賀県は日本の近畿地方に位置し、びわ湖が有名です。その自然や歴史的な地域は、訪れる人々を魅了しています。
  • 液状化とは、地震などで地面が水分を含んで柔らかくなり、家や建物が沈んでしまう現象のことです。特に砂地で起こりやすいです。
  • 地盤沈下とは、地下の水を抜いたり過剰な建物の重さで土が下がる現象です。これも非常に危険な問題です。

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