滋賀の小谷城で和りんごの収穫が行われました

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今月、滋賀県長浜市で戦国武将の浅井長政が食べたと伝えられている「和りんご」の収穫が行われました

実はこの和りんご、平安時代に中国から伝わった直径約5センチの小さなりんごで、酸味や渋みが強いのが特徴です



浅井長政は小谷城の城主でした

彼が送られたりんごに感謝の手紙を残したことから、彼もこの和りんごを味わっていたのではと考えられています

地元の市民グループは、長政のゆかりを感じさせる和りんごを新たな特産品にするため、18年前から復活に取り組み、現在では60本ほどの木が育っています



8月に入り、収穫の時期を迎えましたが、今年は「裏年」で実が少なく、昨年と比べて収穫量は約30%減の1トン程度が予想されています

それでも、収穫された和りんごは、発酵させて作る「シードル」やお菓子に加工され、地元の道の駅で販売されます



「小谷城和りんごを復活する会」のメンバーでシードルづくりを手がける田中渉太さんは、「収穫量は少ないものの、実が大きくて質のいい和りんごができました

暑い夏には冷やして味わってほしい」と話しています

ピックアップ解説

和りんごは、平安時代に中国から伝来した小ぶりなりんごです。一般的なりんごと比べると酸味や渋みが強いのが特徴です。日本ではあまり栽培されていないため、滋賀県の長浜市での取り組みは注目されています。ここでは、歴史と地域を結びつけた魅力的な特産品として、地元の食文化を支えています。和りんごの木は60本ほど植えられており、果実の加工にも力を入れています。

キーワード解説

  • 和りんごとは、中国から平安時代に伝わった小さなりんごのことで、普通のりんごよりも酸味や渋みが強いのが大きな特徴です。
  • シードルとは、りんごを発酵させて作るお酒のことです。特にりんごの風味を楽しむことができるため、最近人気を集めています。
  • 長浜市とは、滋賀県北部に位置する市で、琵琶湖の北端にあります。歴史的な街並みや観光地が多くあります。

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