冬を越えた滋賀のオオワシが北へ帰る姿

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滋賀県長浜市で、国の天然記念物であり絶滅危惧種の「オオワシ」が、28シーズン連続で越冬を終え、北へ帰る姿が確認されました

このオオワシは、翼を広げると約2メートル50センチにもなる大きなワシで、限定された地域にしか生息していません

毎年冬を越している雌のオオワシは、長浜市の山本山で親しまれている「山本山のおばあちゃん」と呼ばれています



長浜市の湖北野鳥センターによると、オオワシは3月8日午前10時前に北方へ飛び立ったとのことです

繁殖地であるオホーツク海沿岸に向かうと考えられています

今シーズンは、特に寒波や若いオオワシが見られたため、ここに長期間滞在していました

その日数は108日で、2005年のシーズンと並び最も長い滞在となりました



湖北野鳥センターの植田潤所長は「無事に北へ帰り、来シーズンも元気な姿を見せてほしい」と語っています

滋賀県の自然とその生態系を大切にし、オオワシのような貴重な生物が未来にわたって生き残れるよう、私たちも環境を守っていきましょう!

ピックアップ解説

「オオワシ」は、通常、極寒の地域に生息する大型のワシです。その存在は、日本の自然環境の豊かさを象徴しています。この鳥は、特に魚を捕るのが得意で、美しい捕食シーンを見ることができますが、その生息域は限られています。滋賀のように、多くの生き物が共存できる場所を守ることが大切です。

キーワード解説

  • 国の天然記念物とは、日本の法律で特に保護が必要な動植物に指定されたもので、その保護を通じて自然環境を守る活動が行われています。
  • 絶滅危惧種とは、野生の生息数が減少し、将来的に絶滅の恐れがある動植物のことを指します。その保護が急務とされています。
  • 湖北野鳥センターとは、滋賀県長浜市に位置する野鳥観察の拠点です。ここでは多くの鳥類に関する情報や観察が行われており、地域の自然環境保護活動にも力を入れています。

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