みなさん、滋賀の皆さんは最近の体力調査についてどう感じているでしょうか?滋賀県の小中学生は、全国の平均体力に対して少し厳しい結果が出てしまいました
今年度(令和6年度)の調査では、滋賀県の小学生が男女ともに15年連続で全国平均を下回ったのです
この調査は、スポーツ庁が毎年実施しているもので、全国の小学5年生と中学2年生が持久走や反復横跳びなど、8項目の体力を測定します
去年の調査は、4月から7月にかけて行われ、滋賀県内では226の公立小学校と101の公立中学校から、約2万4000人が参加しました
その結果、小学生の体力合計点は男子で51.86点、女子で52.23点で、男子は全国で41位、女子はなんと全国最下位となってしまいました
特に女子の点数は調査開始以来、最も低いものとなりました
こうした結果にはコロナ禍による影響もあるかもしれませんが、15年連続で全国平均を下回っているのは心配です
一方で中学生は、男子が42.15点で全国平均を上回り28位、女子は46.93点で38位という結果でした
これは少し安心材料ですね
また、「体育が楽しい」と感じる小中学生も増えているようですが、スマートフォンやテレビなどの画面を見ている時間が1日4時間以上という割合も高く、これが体力低下の一因とも言えます
滋賀県の教育委員会保健体育課の安井課長は「習い事や買い物の際に、歩くよりも車を使う子どもが増え、体力が低下しているのではないか」と指摘しています
私たち大人も、子どもたちが積極的に歩けるような環境を整えていく必要があります
学校と家庭が一緒になって、子どもたちの体力を育てていきたいですね
体力について考えるとき、「基礎体力」という言葉をよく耳にします。基礎体力とは、体を支える基本的な力のことです。持久力、筋力、柔軟性、バランス力などを含むもので、特に子どもたちには欠かせない要素です。子どもたちの日常生活には、運動や遊びが欠かせません。外で遊ぶ時間を増やして、基礎体力を高めることが大切ですね。
- 体力低下とは、身体の機能が衰えてきて、運動能力が減少することを指します。特に最近は、運動不足や長時間の座りっぱなし生活が問題とされています。
- 運動不足とは、必要な運動量に満たない状態を指します。特に現代の子どもたちはテレビやゲームの時間が多く、外で遊ぶ時間が減少しています。
- 基礎体力とは、身体の基本的な運動能力を指します。持久力、筋力、柔軟性といった要素が含まれ、成長期の子どもにとって非常に重要です。
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