滋賀県野洲市では、悲しい事故から1年が経過しました
この事故は、昨年の3月11日に、下校中の小学2年生の男の子がトラックにはねられ、意識不明の重体になった事件です
このことは滋賀県内で運転中に携帯電話を使用する「ながら運転」の危険性を再認識させる出来事となりました
事故が起きた場所は野洲小学校の近くで、滋賀県警守山署はその周辺で安全運転を呼びかける啓発活動を行っています
この日は、放課後の時間帯に多くの署員や教職員約30人が参加し、「ながら運転によるわき見事故多発」というのぼり旗を掲げ、ドライバー達に注意を促しました
大菅勝司署長は、「ナビやスマホ画面に目を奪われることがとても危険なので、絶対にやめてほしい」と訴えています
実際、滋賀県内で昨年発生した携帯電話を使用中の事故は横ばい状態で、7件の死亡・重傷事故が確認されています
事故の詳細として、昨年の3月11日午後3時10分、28歳の男性がトラックを運転中に携帯電話に気を取られ、赤信号を無視して交差点に進入
その際に横断歩道を渡っていた男児をはね、結果的に胸の奥に響く痛みを伴った重傷を負わせました
男性は自動車運転処罰法違反(過失傷害)で有罪となり、禁錮2年4月の判決が言い渡されています
そして、この事故から1年が経った今、男児の両親が代理人弁護士を通じてコメントを発表されました
事故に遭った息子は今も病院に入院しており、事故がなければ彼がどんな楽しい学校生活を送っていたのかと思うと、涙が溢れます
両親は、運転中のスマホ使用がどれほど危険かを伝え、運転手たちに思いを馳せる大切さを再認識してほしいと願っています
大切な命が一瞬にして奪われることがある、そうした現実を受け止める必要があります
「ながら運転」とは、運転中に携帯電話を使用することを指します。皆さんは「ながら運転」がどれだけ危険かを知っていますか?運転中は常に周囲を見て、注意を払うことが必須です。しかし、スマホを触ったりカーナビを見たりしていると、事故の危険性が高まります。「ながら運転」により、思わぬ大事故を引き起こすことがあるため、細心の注意が必要です。滋賀でも事故が多発しているので、みんなでこの危険を減らしていく必要があります!
- ながら運転とは、運転中に携帯電話を使用することを言います。この行為は、注意が散漫になり事故を引き起こす危険が高まります。
- 滋賀県警とは、滋賀県に存在する警察の組織のことで、犯罪の防止や交通安全の啓発活動に努めています。
- 交通安全とは、交通事故を無くすための取り組みや啓発活動を指します。交通ルールを守ることで、事故を減らすことができます。
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