長浜市の段ボールアート作家が魅せる懐かしの国産車

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今日お伝えしたいのは、滋賀県長浜市で活躍するアーティスト、佐藤健司さんの特別なダンボールアートです

彼は、懐かしい国産車を10分の1スケールで再現しており、その作品は見る人々を惹きつけています


佐藤健司さんのダンボールアートの魅力


佐藤さんは、特に1970年代に人気のあった国産車、例えば日産スカイラインやトヨタ2000GTなどを使って、 「ハコスカ」などの愛称で親しまれる車を制作しています

彼の手法は、一台につき約3か月かけるほどの時間をかけて、ボディーラインや内装、エンジンの配線まで非常にリアルに再現することが特徴です


段ボール工作との出会い


佐藤さんがこのアートを始めたのは7年前

子どもの宿題のために段ボール工作に取り組んだのがきっかけです

初めに作ったのは自分が昔乗っていた日産キューブ

これをSNSで紹介すると、多くの反響があり、制作を続けることに決めました


工夫と特徴


彼の作品の魅力は、ただの模倣ではなく、 デフォルメ(誇張)部分にあります

特に、車のフロントグリルやお尻の特徴を強調し、より印象的な形に仕上げています

また、段ボールの自然な風合いを活かし、あまり着色しない点もこだわりの一つです


展示会と今後の活動

今年の1月には、長浜市高田町のさざなみタウンで展示会を行い、その作品を見た70代の人たちから「懐かしい」と喜ばれました

制作を通して、当時の技術の素晴らしさを感じるという佐藤さんは、今後パワーショベルの作成を考えているそうです

しかし、趣味でもあるビートルズのバンド活動が忙しく、時間を取るのが難しいという悩みも抱えています

ピックアップ解説

「デフォルメ」とは、特にアートやデザインの分野で使われる言葉で、元の形や特徴を意図的に誇張したり、変形させたりすることを指します。佐藤さんの作品においては、車の特徴をより魅力的に見せるために、フロントグリルや全体のプロポーションを強調しています。この工夫が作品に独自の形を与え、見る人々を引き付けるのです。

キーワード解説

  • 滋賀とは、近畿地方に位置する日本の都道府県で、湖で有名な琵琶湖があります。この湖は日本最大の淡水湖で、多くのレジャーや観光スポットが点在しています。
  • アートとは、人間の創造的な表現のことで、絵画や彫刻、音楽、パフォーマンスなどさまざまな形態があります。人々の感情や文化を表現する重要な手段とされています。
  • 段ボールとは、木材を原料に作られる紙製の素材で、軽くて丈夫なため、梱包材として広く使用されています。また、最近ではアート作品の材料としても利用され、独創的な作品が生まれています。

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