甲賀市で行われた信楽鉄道事故の法要と遺族の思い

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滋賀県甲賀市信楽町黄瀬で、34年前に起きた悲劇の事故を思い出す法要が行われました

この事故は、信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が衝突し、42人の方々が命を失ったという痛ましい出来事でした

14日に行われた法要には、21名の参列者が集まり、事故の犠牲者たちをしのび、鉄道の安全について再確認しました

法要では、参加者全員が黙とうを捧げ、その後、事故で大切な家族を失った遺族の方々が慰霊碑に花を添えました

特に、事故現場の近くに住む男性(64)は、当時若かった自分が遺族の代表として伝えていく必要があると感じ、この法要に臨みました

彼は、「この儀式を思い出し、忘れないためにお祈りすることが私の役割だと思っています」と語りました

また、SKRの正木社長とJR西の長谷川社長は慰霊碑の前に立ち、しっかりと謝罪し「二度とこういった事故を起こさない」と誓いました

さらに、2019年に解散した鉄道安全推進会議(TASK)に関わった方々も参加し、遺族の視点を考えた安全対策の重要性が強調されました

このような法要は、ただの追悼だけでなく、私たちが未来に向けて鉄道の安全課題を考えていくための大切な機会です

安心・安全な社会を作るためには、一人ひとりの意識が非常に重要です

今回の事故を忘れないためにも、地域の皆さんで鉄道の安全を見つめ直すことが大切だと思います

ピックアップ解説

信楽高原鉄道とは、滋賀県の甲賀市にある鉄道で、自然豊かな信楽の土地を走っています。信楽は、陶器で有名な地域でもあり、景観を楽しみながら鉄道旅ができることから、多くの観光客に訪れられています。鉄道の利用は地域の活性化にもつながるため、ぜひ訪れて、地元の魅力を体感してみてください。

キーワード解説

  • 鉄道とは、車両が決まった線路の上を走り、人や物を運ぶための交通手段のひとつです。日本にはJR(日本国有鉄道)など、多くの鉄道会社が存在し、全国に広がる鉄道網が発展しています。
  • 事故とは、予期せぬ出来事が起こり、その結果として人や物に損傷や損害を与えることを指します。鉄道事故は特に大きな危険を伴い、多くの人命に関わることがあるため、安全対策が重要です。
  • 慰霊とは、亡くなった方への哀悼の意を表し、平和を願って祈ることです。多くの人が集まって故人をしのぶ儀式が行われ、故人の思い出を語り継ぐ意味も持ちます。

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