最近、大津市で驚きのニュースがありました
滋賀県警大津署が発表したところによると、64歳の会社員男性がSNSを通じて知り合った女性を名乗る人物から、なんと約860万円もの現金をだまし取られてしまったのです
この事件はSNS型ロマンス詐欺と呼ばれ、同署は捜査を進めています
この事件の発端は今年の5月11日
男性はマッチングアプリで若い女性に出会い、その後のLINE(ライン)で、相手から「家電製品などを仲介するサイトを始めて、借金を返せた
2人でやりたい」と提案されました
信じてしまった彼は、5月16日から31日までに、合計11回にわたって指定された銀行口座へ送金を続けたそうです
このような詐欺が発生する背景には、若い女性をかたることで、相手に信頼感を与えようとする悪意があります
滋賀に住む私たちも、こうした詐欺の危険性をしっかり理解し、注意することが大切です
ピックアップ解説
SNS型ロマンス詐欺とは、SNSやマッチングアプリなどを利用して、恋愛関係を装い、信頼を得た後に金銭を要求する詐欺手法のことです。この詐欺に遭うと、相手が実在の人物かどうかも不明なため、一度お金を送ってしまうと取り返すのは非常に難しくなります。滋賀県内でもこうした非常に危険な詐欺が増えているので、特に高齢者は注意が必要です。自分の家族や友人が巻き込まれないように、ネットでのやりとりには慎重になりましょう。
キーワード解説
- ロマンス詐欺とは、恋愛感情を利用して相手から金銭を騙し取る犯罪の一つです。
- SNSとは、Social Networking Serviceの略で、オンライン上で人々が交流するためのプラットフォームのことを指します。
- マッチングアプリとは、恋愛や友人探しのために男女が出会うことを目的としたアプリケーションのことです。
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