近年、子どもたちにとっても身近な問題となっている「がん」
日本での死因として最も多い病気だからこそ、その現実をしっかり知ってもらうことが大切です
滋賀県では、がんと闘ってきた人たちが自身の経験を語ることで、子どもたちに命の大切さを教える取り組みが始まっています
「滋賀県がん患者団体連絡協議会」は、がん患者や経験者が講師となり、学校で体験談を話す授業を提供しています
これは、2021年から始まったプロジェクトで、これまでに登録している講師は20代から70代までの15人
昨年度は県内の21の小中学校で授業を行い、たくさんの子どもたちに命の大切さを伝えました
実際に授業を受けた子どもたちからは、「がん=死」というイメージが変わったといった感想や、早期発見の重要性を学んだという声が多数寄せられています
「命や人生を大切にしようと思った」という意見もあり、非常に有意義な活動だと言えるでしょう
現在、講師として活動するがん経験者を新たに募集しています
対象は県内在住の60歳代までのがん経験者で、書類選考や面談を経て、約10人を新たに登録する予定です
会長の菊井津多子さんは、「この経験はつらいものですが、体験を語ることで子どもたちに命の大切さを伝えられることは、大きな喜びになる」と話しています
応募方法はメールのみで、今月17日まで受け付けています
滋賀に住む皆さん、ぜひこの機会に一歩踏み出して、子どもたちに大切なメッセージを届けてみませんか?
がんについて知ることは、自分の体を守るためにとても重要です。がんは体の細胞が異常に増える病気で、早期発見が大事です。例えば、定期健康診断を受けることで、自分の健康状態をチェックできます。また、体に異変を感じたらすぐに医師に相談することも大切です。滋賀県では、がんに関する正しい知識を広める活動が行われており、自分自身や大切な人を守るために、こうした情報を活用することが求められています。
- がんとは、体の細胞が異常に増殖する病気です。放置すると周りの組織を侵害してしまい、進行が早くなることもあります。
- 教育とは、知識や技術を教えることを通じて、人を成長させる過程です。学校をはじめ、様々な場面で行われます。
- 命とは、生きていることそのものを指します。命は非常に大切なもので、私たちはそれを大事にしなければなりません。
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