滋賀県高島市で見つかった弥生時代の貴重な集落跡

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滋賀県高島市において、弥生時代から古墳時代にかけての重要な集落跡が新たに発掘されました

この発見は、私たち滋賀の歴史にとって非常に興味深いものです


発掘された遺跡は「上御殿遺跡」と呼ばれ、高島市安曇川町に位置しています

ここからは、弥生時代後期から古墳時代前期(約2世紀から3世紀)の建物跡が合計で21棟見つかりました



この集落跡からは、びわ湖の南側や日本海側の地域で使われていた特徴的な土器も発掘されました

これは、当時の人々がびわ湖を利用した広域交通網の中継地点として重要な役割を果たしていたことを示唆しています

専門家によると、此処は湖西地域の拠点だった可能性が高いそうです



発掘を進める県文化財保護協会は、2024年からの調査を通じて、この集落が長期にわたって継続して存在していたことを明らかにしました


この独特な集落跡についての詳細な説明会が、19日午後1時から現地で行われる予定です



このように、滋賀の歴史は私たちにとって特別なであり、地域の文化を見つめ直す良い機会です

ぜひ参加して、滋賀が抱える魅力を感じてもらいたいです!

ピックアップ解説

弥生時代とは、約2300年前から1800年前まで続いた時代で、この時期に初めて稲作が本格化しました。滋賀でも稲作が行われていたことが、今回の集落跡の発見によって証明されました。特に、びわ湖は当時の人々にとって重要な交通手段だったと考えられています。また、土器が見つかったことにより、当時の人々の生活や交易についての理解が深まります。これを知ることで、滋賀が持つ歴史の深みをより感じることができるのです。

キーワード解説

  • 遺跡とは、古代の人々が生活していた場所や、道具、建物の跡などが残っている場所のことです。これらを調査することで、歴史や文化について多くのことを知ることができます。
  • 土器とは、土を焼いて作った器のことです。古代の人々が食べ物を保存したり、調理するために使用しました。土器の形や模様から、その時代の文化や生活様式がわかります。
  • 交通網とは、人々や物が移動するための道や手段のことです。古代では川や湖を使った運搬が盛んで、特に滋賀のように湖が大きな役割を果たす地域では、交通網が発展しました。

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