自然と触れ合う滋賀・高島市のアユ放流体験

滋賀県高島市の美しい自然の中で、子どもたちがアユに触れて楽しむ素敵なイベントが行われました

この活動は、地元の朽木東小学校の1年生と2年生、合計8人の児童を対象に行われました

アユの放流体験は、子どもたちにとって新しい発見の場であり、特に自然に親しむ良い機会です



この日は、安曇川で行われた放流体験に、地域の漁協の方々が協力して、約1600匹のアユの稚魚をバケツに移し、子どもたちがそのアユを川に放流する様子が見られました



まず、漁協の人たちがトラックで安曇川の河川敷まで運んできたアユを、子どもたちがバケツに手を入れて触ってみると、そのつるつるした感触に大きな歓声が上がりました

「大きくなあれ」と声をかけながら、次々にアユを水中に放つ姿は、とても微笑ましいものでした



特に印象的だったのは、トラックに残ったアユを漁協の人たちがホースで一気に放流した瞬間です

水しぶきと共にアユが一斉に流れていく姿に、子どもたちは大興奮！

「アユがピチピチ跳ねていてかわいかった」と、ある1年生は楽しそうに感想を語ってくれました

このような体験を通じて、子どもたちが自然に触れ合うことの大切さを再認識できたのではないでしょうか



朽木漁業協同組合の川村長太郎組合長は、「今後もこのような体験を通じて、子どもたちがアユに触れられる機会を増やしていきたい」との思いを語っていました

滋賀の自然を大切にしながら、次世代にその魅力を伝えていくことが必要です

ピックアップ解説

アユは淡水魚で、清らかな川に生息しています。日本でも人気があり、特に夏には焼き物として食べられることが多いです。アユ釣りも楽しまれており、釣り人にとっては心待ちの季節です。しっかりした自立心をもつ魚で、川を遡上しながら成長する姿が見られるのも魅力の一つです。滋賀の川＝アユとも言えるほど、地域に根付いています。

キーワード解説

• アユとは、清流に生息する淡水魚で、日本の川や湖で多く見かけます。特に夏に名物料理として焼き魚で楽しまれています。
• 朽木とは、高島市の一部で、豊かな自然と美しい川が特徴的な地域です。アユや川遊びが楽しめる場所として、地域住民に親しまれています。
• 漁協とは、漁業を支援し、地域の漁業資源を管理・育成する団体です。地元の漁業を守るため、様々な活動に取り組んでいます。