最近、仙台市の印刷会社がサイバー攻撃を受け、大変な事態が発生しました
この印刷会社は卒業アルバムを制作している「斎藤コロタイプ印刷」で、昨年の7月には「ランサムウェア」と呼ばれる厄介なウイルスに襲われ、全国で約2000校、最大17万3000人分の児童や生徒の個人情報が流出する恐れがあるとのことです
ここ滋賀県甲賀市でも、影響を受けた学校があり、調査の結果、市内の2つの小学校と1つの中学校、つまり367人分の氏名と顔写真が流出した可能性があるとされています
このニュースを聞くと、やはり 個人情報の管理の重要性を再認識せざるを得ませんね
幸いにも、現在のところ流出した個人情報が悪用されるなどの二次被害は確認されていないとのことですが、まだ安心はできません
学校や地域の子どもたちの個人情報を守るためにはどうすればよいのか、考える必要がありそうです
甲賀市では、今回の問題に関する相談や確認を希望する場合、印刷会社の設置した相談窓口への連絡を呼びかけています
市の公式ホームページには、その連絡先も掲載されていますので、気になる方は一度確認してみてください
相談窓口の電話番号は 022-222-5481 です
「ランサムウェア」とは、コンピュータをコントロールしてしまうウイルスの一種です。攻撃者はデータを暗号化し、解除するための身代金を要求します。このような攻撃は年々増加しているため、企業や学校が情報セキュリティ対策を強化することが求められています。特に教育の現場では、子どもたちの個人情報が扱われるため、その保護は非常に重要です。これからの時代は、より一層の警戒が必要です。
- 個人情報とは、氏名や住所、電話番号など、特定の個人を識別できる情報のことです。これらの情報が悪用されると、詐欺やいじめにつながることがあるため、注意が必要です。
- サイバー攻撃とは、インターネットを介して、コンピュータやネットワークに対して行われる攻撃のことです。これには、情報を盗む、システムを破壊する、データを暗号化するなどが含まれます。
- 印刷会社とは、印刷物を製作する企業のことです。卒業アルバムやポスター、チラシなど、さまざまな印刷物を作成します。学校や企業との取引が多く、業界内での信頼性が重要です。
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