滋賀県大津市柳が崎にあるびわ湖大津館では、竹を使った美しい灯籠が展示されています
この展示会は、市民グループ「川部の郷」が主催しています
川部の郷は、竜王町の「妹背の里」を拠点に、県内の竹を利用して灯籠を作っているグループです
なんと、この灯籠作りには、60〜80代の約20人が参加し、毎年20回ほど展示を開催しています
灯籠作りは、1〜3カ月かけて極細のドリルで竹を加工して作られるため、非常に手間がかかります
今回は、約80点の作品が展示され、東京都の雷門や京都市の銀閣寺、さらには仏像や猫の彫刻など、精巧に彫り込まれた作品が並び、訪れる人々に幻想的な雰囲気を提供しています
代表の渡部俊夫さん(75歳)は、『メンバーは心から楽しく制作している
ぜひ仲間に加わってほしい』と語っています
この展示は20日まで行われますので、午前9時から午後5時まで(20日は午後3時まで)ぜひ足を運んでみてください
入場は無料です
ピックアップ解説
竹灯籠は日本の伝統的な文化の一つで、特に夏祭りなどでよく見ることがあります。その背景には、竹は軽くて加工しやすく、幻想的な光を灯すのにぴったりな素材であることがあります。滋賀でも、竹が多く生息しているため、地域の特産物を生かした灯籠作りが盛んです。灯籠を通じて、地域の伝統や文化を学ぶことができるので、ぜひ多くの人に触れてほしいですね!
キーワード解説
- 竹とは、主にアジアで広く見られる植物で、成長が早く、丈夫さが特徴です。日本では、伝統工芸やガーデニングの素材として重宝されています。
- 灯籠とは、光を持つ装飾品で、主にお祭りなどで使われます。昔から日本文化の一部として重要な役割を果たしてきました。
- 竹灯籠とは、竹を利用して作られた灯籠のことで、特に日本の伝統行事や祭りで見られます。竹の優れた特性が生かされた美しい作品です。
前の記事: « 滋賀県大津市坂本城跡の湖底で古代の遺物発見
次の記事: 滋賀の小中学校で個人情報流出の可能性について »
新着記事