滋賀県内で春の訪れを感じさせるイベントが始まりました
来月の5月1日には「八十八夜」というお茶の大切な日が控えています
この日に先立って、甲賀市で新茶の摘み取りが始まりました
甲賀市は、滋賀県が誇るお茶の産地です
実は、この地域のお茶は県内の約9割を占めているんです!栽培面積はおよそ280ヘクタール、広大な茶畑が広がっています
その茶畑で、25日から今年の新茶が摘み取られました
農事組合法人のメンバー15人が参加し、緑色の新芽を丁寧に手で摘み取り、専用の機械も活用してスピーディーに収穫作業が行われました
収穫されたお茶の品種は「さえみどり」と呼ばれるもので、今月に入って生育が順調に進み、待ちに待った収穫時期を迎えたそうです
この活動には甲賀市の岩永裕貴市長も参加し、「いよいよ一番茶の季節になりました
甲賀の春がやってきたと感じます
私たちの茶が高値で市場に広がることを期待しています」と笑顔で語りました
甲賀市での新茶の摘み取りは、来月の5月20日ごろまで続く予定です
この機会に、ぜひ甲賀のお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ピックアップ解説
「さえみどり」とは、滋賀県で育てられている青茶の一種で、新芽の鮮やかな緑色と甘い香りが特徴です。新茶は、春に摘み取られるため、特に新鮮で香り豊か。その味わいは、温かいお茶としても冷たいお茶としても楽しむことができます。滋賀の風土で育まれたこの茶は、地元の人々に愛されています。甲賀市では、茶の栽培とともに、地域文化としての茶道も盛んに行われています。
キーワード解説
- さえみどりとは、滋賀県で特に人気のあるお茶の品種で、新芽特有の鮮やかな色と香りが味わえます。お茶を楽しむ際におすすめの一品です。
- 甲賀市とは、滋賀県内にある市で、お茶の生産が盛んな地域です。風光明媚な自然環境も魅力的です。
- 一番茶とは、春に摘み取られる最初のお茶を指します。香りが豊かで、品質が高いとされます。
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