滋賀県立長浜養護学校の教員である西大星さん(28)は、今秋に滋賀県長浜市で開催される国民スポーツ大会の相撲競技において強化選手に選ばれています
彼女は学生相撲の名門である日本体育大学で主将として活躍し、素晴らしい成績を収めました
今も長浜市で稽古を続けながら、大会のPR活動にも力を入れています
地元で迎えるこの大会に対する期待が高まります!
相撲の魅力を子どもたちに伝える
長浜市宮前町の市相撲連盟の土俵では、長浜相撲クラブが週4回の稽古を行っています
西さんは、子どもたちに基礎を丁寧に教えています
相撲は体力だけでなく、技術や心の強さも必要なスポーツです
彼女自身、5歳から相撲を始め、大阪府寝屋川市では数多くの強豪選手と共に成長しました
西大星さんの輝かしい経歴
彼女は、中学・高校で全国的にも有名な明徳義塾に進学し、中学3年時には全国中学校選手権で団体優勝を果たします
その後、日本体育大学に進学し、主将として全国学生相撲選手権で団体準優勝に輝く実績を持ちます
卒業後、滋賀に戻り相撲を続けていますが、昨年は国スポでの活動が思うようにいかず、悔しい思いをしました
体格に頼らない戦い方
彼女は身長176cm、体重110kgとアスリートとしては特別恵まれた体格ではありませんが、左四つに組むのが得意です
このスタイルは彼女にとっての強みで、相手を押す技や投げる技へと繋げる形を持っています
大会を盛り上げる役割も担う
西さんは選手としての期待に応えるだけでなく、国スポの盛り上げ役も任されています
今年4月には長浜署で一日署長も務め、市民に大会の魅力を広めています
「子どもたちが相撲に興味を持ってくれることが一番の願い」と話す彼女は、ウエートトレーニングを欠かさず、筋力アップにも励んでいます
「国スポでは勝ち星を一つでも多く挙げられるよう、全力で頑張りたい!」とその闘志を燃やしています
その期待に応えるため、長浜市相撲連盟の副会長であり長浜相撲クラブの代表でもある田中敦司さん(60)は、「大学時代の体に戻せれば、きっと頑張れる」と西さんに期待を寄せています
地元滋賀での活躍が楽しみです!
相撲は日本の伝統的なスポーツであり、古くから神事や祭りと深い関わりがあります。相撲自体の魅力は、力と技を試すだけではなく、精神的な面も重要です。例えば、土俵では相手を尊重する姿勢が求められ、試合後にはお互いの健闘を称え合います。相撲に触れることで、礼儀正しさや尊敬の念を学ぶことができるのです。
- 相撲とは、日本の伝統的な格闘技で、体重別に選手同士が土俵で対戦します。相手を土俵の外に押し出したり、倒すことが目的です。
- 国民スポーツ大会とは、日本国内で行われるスポーツイベントで、様々な競技が一堂に会する大きな大会です。地域のスポーツ振興が目的とされています。
- ウエートトレーニングとは、体重や筋力を増やすためのトレーニング方法で、重い物を持ち上げることで筋肉を強化します。アスリートにとって重要なトレーニングの一つです。
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