滋賀医科大学に新しいCT装置が導入されました

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最近、滋賀県内で非常に注目されているニュースが入ってきました

それは、滋賀医科大学に新しい遺体専用のCT撮影装置が導入されたことです

この装置が導入されたことで、亡くなった方の死因をより詳しく調べることができるようになります



滋賀医科大学は、県内で唯一、亡くなった人の死因を詳しく調べる「法医解剖」を行う施設ですが、これまで専用のCT装置がなかったため、他の施設に依頼していました

そのため、多くの時間がかかることがありましたが、先月、国の補助金を使って新たにこの特別な装置が導入されたのです



新しいCT装置は、一般的なCTより高い線量のX線を放射することができ、遺体の内部を細かく撮影することができます

これにより、解剖だけでは見つけられない詳しい情報が得られるのです

また、生前の治療記録と新たに撮影した画像を照らし合わせることで、個人の特定にもつながるとのことです



滋賀医科大学社会医学講座の一杉正仁教授は「亡くなった理由をエビデンス(証拠)をもって正確に特定することが私たちの使命です

CTを活用することで死因究明の質を高められると期待しています」と語っています



この新しい技術の導入は、滋賀の医療分野にも大きな影響を与えるものです

私たち滋賀県民にとって、この動きは非常にうれしいニュースです

これからも滋賀医科大学のように、新しい技術を通じて地域の医療を支えてくれる取り組みが広がっていくことを期待しています

ピックアップ解説

CTは、コンピューター断層撮影装置の略で、体の内部を詳しく確認するための医療機器です。この装置は、X線を使って体を断面で撮影します。特に遺体に使う専用のCTでは、一般のCTよりも高い線量のX線を使用することができ、より詳細な画像が得られるのです。これにより、死因を特定する際に非常に役立つと期待されています。この技術は、私たちの命を守るためにも重要な役割を果たします。

キーワード解説

  • 法医解剖とは、法律に基づいて行われる解剖のことです。死因や状況を詳しく調べ、犯罪の捜査や法的な証拠を提供することが目的です。
  • エビデンスとは、証拠や根拠という意味を持ちます。特に医学の分野では、疾病の診断や治療において、確かなデータや情報を基にした判断をすることが重要です。
  • X線とは、放射線の一種で、医療の分野では診断に使われることが一般的です。体の内部を透視することで、骨折や病気の有無を確認することができます。

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