大津市にある畑では、香り高い山椒の実が収穫される季節を迎えました
地元の人々や観光客が集まって、「実山椒摘み(みざんしょうつみ)」を楽しむ姿が見られます
これは、特に人気のある体験イベントで、毎年多くの人が訪れます
このイベントは、3年前の2022年から始まり、大津市の和菓子メーカーの敷地内にある山椒畑で行われています
収穫できるのは「ぶどう山椒」という品種で、その特徴は実が房状に見えることです
訪れた人たちは、指先で丁寧に摘み取っては袋に詰め、思い出の一品を持ち帰ることができます
今年は種が硬くなり始めたため、収穫体験は29日で終了となりましたが、嬉しいことに、同じ和菓子メーカーでは29日以降に、畑で採れた山椒を練り込んだ餅生地に滋賀県産のあずきを挟んだお菓子を期間限定で販売する予定です
滋賀の特産物を用いた工夫が施されたお菓子は、多くの人に愛されることでしょう
守山市から訪れた70代のご夫婦は、「毎年来ていて、今年も楽しみにしていました
いい香りがして素晴らしい」と語っていました
山椒は料理に添えたり、薬味として使ったりと、滋賀の食文化にも深く根ざした食材です
大津市だけでなく、滋賀全体でこの素晴らしい特産品をもっと広めていければと思います
「叶 匠寿庵」秘書広報課の関野芽衣さんは、「山椒は料理だけでなく、生活の中でさまざまに楽しめる食材です」と述べています
さあ、皆さんも滋賀の味を楽しんでみませんか?
山椒とは、特に日本料理でよく使われる香辛料の一つです。山椒の実は、独特の香りと味があり、料理に深みを与えます。実がぶどうの房のようになる「ぶどう山椒」は、特に滋賀の地で栽培されており、それを使った製品は地元の和菓子にも利用されています。実山椒摘みは、家庭でも使える新鮮な山椒を楽しむ良い機会であり、その香りを自宅でも楽しむことができます。滋賀では、このように地元の良さを感じられるイベントがたくさんあります。
- 山椒とは、香り高いスパイスとして日常の料理に使われるもので、特に魚料理や肉料理によく合います。
- 和菓子とは、日本の伝統的な菓子の総称で、主に米や豆、抹茶などを使った甘味が特徴です。
- 小豆とは、赤い豆で甘さがあり、主にあんこや和菓子の材料として使われる滋賀でも親しまれている食材です。
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